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菅原健彦展
2000年11月6日−11月25日 10:30-18:30(日・祝日休廊/最終日15:00まで)
Galerie EMORI
東京都渋谷区神宮前4-11-6 表参道千代田ビル2F Tel03-5411-5600 Fax 03-5411-5602


菅原健彦 ART-ING TOKYO 2000 - SAISON ART PROGRAM
2000年11月2日 - 11日 11:00 - 19:00 最終日5:00 会期中無休
ギャラリー・イセヨシ 中央区銀座8ー8ー19 伊勢由ビル2F  TEL 03-3571-8388

 会場に入るとまず作品の大きさに圧倒されます。
「石の橋」は266x800cm Galerie EMORI の壁面をすべて埋め尽くし、右側には三枚で一つの作品と云われた「亀島」「深山」「鶴島」と題された作品が展示されています。亀島・鶴島とは、小堀遠州が創った南禅寺金地院の鶴亀の庭園が有名です。この作品がそこを描いた作品とはご本人に確認してはおりませんが、皆、庭を描いた作品であることは間違いないでしょう。
枯山水を俯瞰した構図のエネルギッシュな躍動感、「えいや!」と気迫を込めた筆運び(箒も使っているとか)に力強さを感じます。
室町・桃山時代より江戸に至る庭園は仏教を土台にした理想郷を表すものであり、小堀遠州がそれをより自然を抽象化した造詣に転じ、東洋絵画の芸術的な洗練まで高めたと本で読みました。
菅原さんの仕事にも共通の流れを感じてしまうのです。横山操や宗達が好きと聞き、彼らのスケ−ル感に負けじと凄く精力的に仕事をされる方とお見受けしました。がんばって下さい。
因みに今回は開口いちばん、小堀遠州は好きではないと言ってしまった私。きっとムッとしただろうな。私はいつもこれをやってしまうから・・・。

1962年生まれ。多摩美術大学卒。

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