IMAI サヨナラ展(近作展)
2000年12月1日−27日 平日11:00-19:00(日曜・祝日 休廊)土曜 13:00-19:00
ギャラリーGAN
東京都中央区銀座7-2-22 DOWAビル1F TEL 03-3573-6555 FAX 03-3573-6566
カタカナのサヨナラが気になりました。
作品は大作で子ギャルを描いた「コギャル」「パラパラ」「エロチカ」など。
縦横無人という言葉が当てはまる線(厚みを出すために墨が混ざっている)で一気に描き上げ、エネルギーが噴出してます。アンフォルメルで有名、花鳥風月、次にはキーファーを思い浮かべる作風に最後はエロチカへとめまぐるしく移り変わって行く様が、20世紀を生きた作家として面 目躍如でしょう。
開高健の「ピカソはほんまに天才か」の中で「究極的におしつけがましさがあるかないかをさぐることに小生の鑑識眼は赴くようになる。」と黒字で描かれている個所があります。最後にピカソを扇動者にすぎなかったのではないか。そうでなければあの未昇華の仰仰しさやおしつけがましさの説明がつかないと云っています。この個所凄く当てはまる様に思いませんか?。私もおしつけがましくない作品が好きです。
でも、おしつけがましさがなければ作家としての頂点は極める事は難しいでしょう。そして自分を演出する術を持っている作家でなければ。
新聞によると作家は膀胱ガンで2ヶ月の命だそうです。本当かどうかは解りません。でも、それを言い切ってしまえるだけのエネルギーをもった作家がいるというのは嬉しいこと。きっと21世紀になったら、また違う展開を見せてくれるのでしょう。
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