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RICA BANDOのニューヨークレポート (Vol.13)
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NEW YORK report from RICA BANDO - - - - - Wednesday, Oct 24, 2001

 10月19日から21日の週末、私の仕事場のある地域,D.U.M.B.O.(ダンボーと発音します)にてフェスティバルがありました。 D.U.M.B.O.とは、Down Under the Manhattan Brige Overpassの省略です。
ブルックリン橋からマンハッタン橋高架下の地域です。地下鉄の最寄り駅は、Aトレイン、Brooklynbridge駅、Fトレイン、York Street駅となります。

このフェスティバルは、6年前から毎年10月の週末に開催されています。(www.dumboartscenter.org
歳を重ねるごとに、参加団体、個人が増えて盛大になっています。
はじまりの頃は、アーティストのオープン・スタジオ(仕事場公開)が中心でしたが、今は音楽、ダンス・パフォーマンス、演劇、 アートのカテゴリーに限らず、デザイナー等この地域に仕事場をもっている人々が参加しています。
今年は、人出をあてにしてか道端に店を開く人が目立ちました。隣人もフリーマーケットを出して、1日300ドルの売り上げがあったと喜んでいました。

私もオープン・スタジオに参加していて、あまり見て歩けなかったのですが、来年は土曜日の1日だけオープン・スタジオをして日曜日は見て歩いて楽しもうと思うくらい色々なイベントがありました。

最初に Empier Fulton-Ferry State Parkにて行われた野外ダンス・パフォーマンス。
ブルックリン橋とマンハッタンのダウンタウンという最高の背景でパフォーマンス、気候も最高でした。
後方、黄色のショベルカーが邪魔ですが、このあたり一帯の再開発のためのオフィスが、ワールドトレードセンターにあった為に 資金が動かなくなり開発が遅れて困っているというニュースを伝え聞いています。


”CITY”カリグラファー:Jennifer Muller氏、パフォーマー:Jennifer Muller & The Works


”25V”カリグラファーとパフォーマー:Nanako Ueda氏

Smack Mellon Studios (www.smackmellon.org)
このオルガニゼーションは、ビジュアル・アーティストや音楽家等に半年から1年間、無料で仕事場を提供していて、 SMS Visual Arts Exhibition Program が 56 Water St. のギャラリーで行われます。
今年の募集はすでに締め切ってしまったそうですが、興味のある方はウエッブサイトを見てください。

Hiroshi Kimura氏は、このスタジオに入って2ヵ月。来年5月まで使えるとのこと。
スタジオのある2階に水がなく、トイレに4階まで行かなくてはならないことを除けば快適とのことです。 ”グループ展が重なって、作品がないんですけど。。。 ”と北海道出身、作品のようにほんわかと暖かい人柄のようでした。

 David Baskin氏、本人のおじいさんの家具を石膏で再現した作品。
彼は、このオルガニゼーションで働く代償にスタジオを提供して貰っているそうです。

40,000スクエアーフィートのギャラリーを抱える GAle GAtes et al. (www.galegates.org)
 パフォーマンスとヴィジュアル・アートの為の非営利団体です。
オークションが行われていましたが、このオークションはこの組織の資金集めの為で作品はアーティストからの寄付だそうです。
土曜日に行われた作品群は完売していました。

 創立者の一人、Michel Counts氏

 ストリート・パフォーマンス、Nelson氏の ”ELECTRIC CHAIRCUT”
Nelson氏が背中に背負った器材からの音楽にノッテ髪を切る、切られている人は勇気のあるボランティアだそうで。。。

この世相でも沢山の人が集まりました。何時もなら警備のために警察官が出て車の誘導などをしてくれるのですが、 一人も見当たりませんでした。市内の警備で手が足りないのでしょう。集まった人々もドンチャン騒ぎをするほど元気一杯の人はいなくて、どこか疲れが溜まっているという感じで、 警備が必要のないくらい穏やかでした。

私が仕事場をこの地域に構えた7年前は人通りも少なく、昼食を調達できるところがスパニシュレストランひとつしかなく、 脂っこい料理を一人5ドルほとで買うのにもすぐに飽きて手弁当持参でした。
今では人口が増えトライベッカのようにファンシーになり、スーパーマーケットもできて寿司も買えますが、 一人10ドル近くなり、やっぱり変わらず手弁当持参です。

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(c) Photo - Report. RICA BANDO , gaden

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RICA BANDO
1984年よりニューヨーク在住。その間、ニューヨークでのグループ展など多岐に渡る活躍。
作品はハンタードン美術館をはじめ多数コレクションされている。
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