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携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュ場外編

サーモン

えびの春巻き

ラムのロースト1000円


つばめグリル 銀座本店
東京都中央区銀座1-8-20 TEL 03-3561-3788
ランチタイムは11:30−17:00

 今日は前衛アーチストの篠原有司男さん、ギャラリー山口オーナーの山口さんと銀座のつばめグリルにランチを食べに行きました。
(篠原有司男 展 7月2日ー21日までギャラリー山口で開催中)
とてもパワフルな制作活動をされている方なので、格闘技ファンのオサルスとしてはドキドキしながら・・・。

さて何をご注文! ここのお薦めはハンバーガーなんですが・・・。

おおっ!! いきなり場外ですか!?。
ランチセットは無視して、サーモンとえびの春巻き、そしてラムのローストを注文 。
勿論グラスワインも・・。

●お酒はかなり呑まれるのですか。

 絵描きの友達とは夜呑んで、朝も必ず呑むね。展示が済んだ時なんかはずっと呑んでるね。今回のオープニングは盛り上がったな。
好きな酒は、バーボン。ジャック・ダニエルかな。日本酒や焼酎は嫌い。俺のニックネームはダブルジャックって言うんだよ。むこうは、注ぎっぷりがいいからシングルもダブルもないね。顔を見ただけでジャブジャブ注ぐのがニューヨーク流。
レイモンド・チャンドラーなんかを読むとバーで起こった事はバーで解決。ハード・ボイルド! そういうお酒に憧れて、西部劇の呑み方なんか凄いじゃない。ゲイリー・クーパーのハイヌーンなんか大傑作だよね。
むこうでは呑んでもしっかりしていないと追い出されるんだよ。他人に迷惑かけたらガンは持ってるし、きったねーぞうきんで顔をひっぱたかれてよッ!。汚いけど雰囲気のあるバーに憧れるな。

●アメリカへ行った理由は・・・。

 暴れ者だったから文化庁やなんかじゃ行かれなくて、肝臓が丈夫で凄いタフだからと、南画廊の南さんや大岡信さん東野芳明さん達がロックフェラー奨学金を薦めてくれて、1967年に渡米。スライドの作品や何かを見せて一年分のロックフェラーの奨学金をゲット。その後ずっと向こうで、自分の拳骨で戦いながら暮らしているよ。
1969年から32年むこうで。

●向こうから見た日本美術は・・・。

日本文化を再認識したな。日本にいる時はぶっ壊そうと思っていたから・・。向こうから見ると良く解る。15年ぶりに帰って来たら、にしんそばと苔に涙がでたよ。それらは僕が一番軽蔑していたものだから。映画でも小津なんか軽蔑してたけどね。見ると泣けるね。

●1932年生まれですよね。凄く精力的ですね。

「だって篠原有司男だもん」 と、山口さん。

●必ず食べ物の絵がでてきますよね。

 昔、食べたいなって思ってたから 、ずっと魚肉ソーセージだもんな!。
一日10ドルの収入で何とかして、豚肉とキャベツと飯。ずっとだよ。ハングリーだったな。
今まで生きてこれたのは、ニューヨークの七不思議さ。

このへんの事情は、奥様が「ため息のニューヨーク」で書いておられるそうです。
僕は「ニューヨーク の次郎長」をかいてるからさッ、と。(小説です)

●ボクシングペインティングはいつから・・。

1959年大江健三郎と朝日グラフが取材に来て、日本初のモヒカン刈りで写 真に紹介されたから・・・。何が出来るんだっていう感じで来たんで、パット閃いたのがボクシングだった。
その後ウィリアム・クラインと一緒にやって有名になったんだけど。1961年で終わったんだ。
でも、40年後に再評価された。蝉も10年かかって大人になるんだけど。俺は40年かかった。ホント寝かせられたね。

「アートも熟成が進むからいいですよ。」 と山口さん。

10メートルのキャンバスに、中フォームをくくり付けて墨汁を右から左に。完成まで3分以内。
  コンセプトのみでやってきたよ。当時は誰もアートとは言わなかった。あとで見ると絵になっているので、これはイケルと思ったよ。

今回の個展は・・。

空海のみが1983年で、あとは全部新作。
新作の特徴は三角になってるんだ。キャンパスは四角だけど、四角の保守的な考え方を打破したんだよ。
説明すると長くなるけど・・。

好物は虎屋の羊羹、米屋の栗むし羊羹。毎日水泳を・・・。

そうしないと、酒が抜けないし、気持ちが落ち着くから。人間バランスよ! バランスを持たないとね。今は貧乏だからいいけど。100万円ポケットに入っていたら、バランスが崩れるよね。もし金があったらバーミューダに養老院を作るんだ。

あれよ! あれよ! という間に食べ終わり。ランチを無視して好きなものを頼んだのは型破りでよかった。
三品ともグレート!。

デザートにアイスクリームを。私も一口頂いて。おいしい!。
かぼちゃプリンは山口さん。ちょっと芋羊羹を思い出したと、篠原さん。

●向こうはどうですか・・・。

 自分の絵の発言は大事にしているからブロークンでも大丈夫。
日本の絵描きはすべてアーチストと、言うけど。向こうではデザイナーや建築家はアーチストとは呼ばないな。
コミッションしている人はアーチストとは呼ばないんだよ。
マクドナルドは裸足ではだめだけど、ロック・フェラーは裸足でも大丈夫。だってアーチストだもん。
今ね。アジアのアートムーブメントはアメリカのトップが関心もっているよ。金になるから。これからはアジアだという事があって活気が出てるね。

いや〜。兎に角、早口。テープを使わない私(Webマスターの持論で、あとでテープを聞いて書くのは邪道だとか)が何処まで聞けたかは自信がないのですけど。
とっても楽しいひと時でした。ありがとうございました。

篠原有司男 関連情報 2001.7 2001.7 1999.2 1998.1

http://www.new-york-art.com(ニューヨークの次郎長 が読める)

おっと! お店の紹介わすれました。

 このつばめグリルさんは1930年創業。
サラリーマンからファミリーまで客層も幅広く。雑誌を見てくる人も多いのだとか。

 ランチタイムは11:30−17:00

  お薦めはハンバーグ。1200円。マネージャーさん。びっくりさせてごめんなさい。

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