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携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュその24

ささみのフライ定食750円

日替わりランチ680円

カレーライス、豚汁付き 500円


ニュータイガー食堂
東京都中央区銀座15番12号 TEL 03-3561-1871
ランチは11:30−14:00まで

銀座にも、とてもレトロなお店が。

昭和39年オープンのこのお店に今日は、森田画廊さんで展覧会開催中の斎藤典彦さんと一緒に。

●今回のテーマの 「ウォータランドー彼の水へー」 のお話を・・。

 「もともとはウォーターランドは水の国、日本を言い換えて見ている処はあります。反対から読むと国の水。山水と言うニュアンス・・。いわゆる風景ではなく、もっと精神的なものが強い作品をイメージしていますね。単純に水についてだけではなく。今の日本の事とかを、思ったり考えたりしているところから絵が出来ています」

●日本画を選んだ理由は・・。

「油絵の具より水性の絵の具の方が好きだったから。自分の家に画集がいっぱいあったし、高校時代から坂本繁二郎が好きでした。彼の絵はもののあり方、考え方が日本的だと思う。素材は油絵だけど・・。日本的なものを作りたいという意識が強かったんです」

●ターナーが好きとお聞きしましたが・・。

「皆さんが好きというターナーではないんですよ。
ターナーの水彩画が好き具体的な初期のものよりも晩年の光や空気をとらえたものがいいですね。まあ、それを見にイギリス(文化庁の在外研修で、一年間渡英)へ出かけたところはありますね。」

●今、日本画は停滞していると思いますが、これから日本画はどうなると思いますか。

「それが一番の問題。
本当にグローバル化するということがどういう事なのか。向こうから流れ込んでくるだけでいいのか。向こうの基準に合わせるのがいいのかどうか。イギリスへ行ってみて解りあえる部分もあるのではないかと思ったし。向こうの人が現代美術だけでで生きている訳ではないので・・。表現はくるくる変わっても価値観の問題なんじゃないかな。
日本ってきちっとした美術の歴史が実はないのではないかと・・・。点と点として作品はあるけれど、それを繋ぐ美学上の発展あってどうのこうのではないでしょう。それがいいのかどうかは一つの問題はあるけれども。向こうの表現が何でリアリティーがあるのか・・。生活かあるからじゃないですか。日本ではあまり感じられないね。この国に住んで、日本語を話して、それをもっと自覚して考えていく事がなければ説得力のあるものがでてこないんじゃないかな」

さて今日のランチは・・・。

森田さんがささみのフライ定食。ご飯、豚汁、お新香付き(750円)。斎藤さんが今日のランチ680円。カレーシチュウー、まぐろフライ、スパッゲティーのサラダ、豚汁、ご飯 。
オサルスがカレーライス、豚汁付き(500円)を・・・。

「値段の割には量があって美味しいでしょ。芸大生をつれてよく来てますよ。ここのお店はもう今はない芸大の大浦食堂に似てるんですよ。」と、森田さん。
「大浦食堂はそんなに美味しい処ではなかったけど、そこで過した時間が大事なんですよ。あのころの大浦はおやじさんが学生に安く食べさせようとがんばってたもんな〜。」 と、斎藤さん。

●今の芸大生は昔と違いますか。

「変わったと言えば変わったかな。何か表現しようと入って来る子は少ないですね。唯、単純に描いてる子が多いかな」

●表現的には、若い日本画家でも表現が古いのでは・・・。

「又、これを描くのかっていうか。これを描いたから古いとか新しいではないでしょ。モチーフじゃないですよね。油絵だって現代美術だって隣を見れば同じですよ。偏見ですね!。問題は意識の深い部分で似てくるのはしょがないが、それじゃなければ通 じあえないでしょう」

 森田さんはささみのフライが大好きで、「結構通 ってますよ」 と、夜は定番のまぐろのフライといかの一夜干しがお薦め。「馬鹿騒ぎをすることもあるけど、 通いやすい処ですよ」

●これからの展望は・・・。

 「まあ!どう変わっていくかは解らない・・・。何か美学上の発展でないところで創っているので、結局それまでいいと言われてきたレベルがあると思う。意識しているレベルですね。そういう処に近づきたいと・・・・」

余談ですが、オサルスと同じ年令の斎藤さん。
がっちりとした体型と同じようにがちっとした考えの作家だと思いました。

斎藤さんは7月23日から日本橋丸善でMATE展が。

昭和39年から、メニューが変わらずに営業 しているこのお店。レトロな雰囲気は、時間に流されないポリーシーを垣間見た気がします。こだわらなければね・・・。

 ランチは11:30−14:00まで。

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