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携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュその26

まぜまぜカレー 2200円

明治屋直営 レストラン モルチェ
東京都中央区銀座2-6-7 明治屋銀座ビル2・3階 TEL 03-3563-3601〜3


 今日は、ギャラリー椿の椿原さんのおすすめで、作家の恒松正敏さんと共に銀座のモルチェへ。

 銀座の表通りに面したお店は、一階が輸入食糧品を扱う明治屋ストアー。2・3階が直営のレストラン。フランス料理ですよ。古い銀座の名残を残している老舗で戦前より、でも、知るひとぞ知るお店ですって・・・。

 窓からはティファニーが見えます。光のパレードの時は窓側は特等席。" It's wonduful !! ".落ち着いた雰囲気でくつろげます。
椿原さんのお薦めは、まぜまぜカレーというネーミングの特製仔牛肉・舌平目・ピーマン・フルーツのカレー(2200円)。

さて、料理が出てくるまで恒松さんとお話タイム・・・。
 ビールを飲みながら。「ここではビールはキリンしか出てこない。以前、明治屋さんはキリンビールを造っていて、キリンの部門が分かれて・・。独立して。」と、椿原さん。
いやあ、知りませんでした。

知らないことが多いです。ついでと言ってはなんですが、恒松さんのプロフィールを椿原さんに。

 「恒松さんは、ライブハウスで演奏をするハードロッカーなんです。血管切れてしまうんではないかというテンションで・・。70年代末から80年代初頭東京芸大の時から演奏を、大学院も途中でクラブ活動?にとられて、先に音楽活動をしていて、卒業後10年位 してから個展を。
音楽ファンと同じように熱狂的な絵画ファンがいますね。絵はおどろおどろしい仏教的な要素と現代美術的な要素がマッチした面 白い作品です。美術館かデパートの催事で頭越しで展覧会を見る事はあっても、ギャラリーでこんな混んだ展覧会は始めてという熱心なファンが沢山おしかける作家です」

そんな恒松さんご自身もコレクター。

●どんな作品をコレクションしてるんですか。

「伊東深水とか・・・。小林健二とか現代の同時代の作家から古いものまで、何処かシュール的な匂いと仏教的な雰囲気のあるものが好きなのでは。画家が好きで集めたものは面 白いんじゃないかと。画家の眼だから、傷みがあるとか資産として集めたものとは違う。作品の面 白さで選んでいる。
鳥海青児は焼き物のコレクションが凄かったが、作家の眼で見ているから壊れていようが関係ない。とりあえず手元に置いといて観たりすると、何かこう情というものと出会うと欲しくなる。誰の作家のを集めるとかは関係ないわけで、去年の京橋界隈のオークションでも江戸時代の舞楽の扇子を買ったんでしたよね」
椿原さん談

●仏教美術が好きなんですか。

 「宗派に属しているということはないです。好きな絵が多いんです。剥落している部分が凄くきれいに思えたり、胡粉が残ったりすると・・。でも、日本の仏画はいいものは高くて手に入らない。先日の17世紀のチベットの仏画はかなりの剥落があって丁度手がとどいてくれたんで。剥落がひどいので商品価値は落ちるからと・・」

「時代をおびた、時代と共に風化していくのを作家の眼で見ているんでしょうね。」と、椿原さん。

●コレクションの中で一番気に入っているのは・・。

「一番最初に買ったルドンのリトグラフが。それまでは絵を買う意識がなかったんです」

●ご自分の中で絵を描くのと音楽とは違いますか・・。

 「繋がっているとは思います。1986年に初個展をしたんですが、そのころニューヨークでニューペインティングが流行っていて、期待して見に来た人が多かったように思います。僕の絵はああいう古風な感じだから・・。え!あれ!?と、びっくりした人が多かったみたいです。僕は表現として、音楽は音楽としてやれている事を別 の表現でもう一回やることは無いです。その点を見る人によっては全然違うというふうに見えちゃう時も。でも、そうじゃなくて繋がっていると思う人もいるんですよ」

●絵を描いた動機は何ですか。

 「もともと芸大に行ってまして・・。(笑)
漫画家になろうと思ったんです。雑誌社に投稿したりして、でも、漫画は絵をかくだけじゃなく、ストーリーとか背景とか考えなければならないし、そういう能力がなかったので、一枚の絵に魂を込めれば成り立つ世界に」

●以前は丸の内 画廊で発表も、百物語を随分描いてらして今はモダンな感じを作品から受けるんですけど・・。

 「意識していません。洗練というのじゃないけど、もう一回ぐちゃとした感じにもどしたい気分も・・。初期のものはカオス性が、今は整理され統合された感じがあるように思います。意図してそうなったわけではないです」

さあ!!カレー・・。と、その前に明治屋さんのサービスのスープとサラダが。(役得です。)
スープは「南瓜の冷製クリームスープ」南瓜の種入り。冷たくて美味しい。

 どうですか・・カレーは・。 フルーツも入ってちょっと変わってるでしょ。と椿原さん。

 何でカレーライスにらっきょうと福神漬けがつくんですかね(恒松さん)


 インドにはないですよね〜。福神漬けの名前も面 白い。カレーの為に生まれたものですね。(椿原さん)
魚、肉、野菜、果物、お米の焚き具合も僕の好み。カレーのお米がべチャーとしているのがどうもいやで! と、恒松さん。

 (写 真をクリック)
 結構辛い。暑いときは辛さがいいですね。美味しいです。
ん〜。野菜は何と何が・・。ピーマン、赤ピーマン、他にも・・。玉 ねぎ、ジャガイモ、茄子? 茄子ですか。茄子じゃないですよ。これバナナだ!!パイナップルにりんごもはいっている。
バナナが入っているカレーは生まれて始めて食べました。ごちそうさまでした。

恒松さんは、ツキナミですが・・と言いながらジミヘン、ジョン・レノン 手塚治虫が好きと、オサルスに言わせると意外にノーマルな方。
内田百聞の幻想小説も。
本の装丁も作家から頼まれてもう6冊目。

本屋さんのミステリー、ホラーのコーナーでよく見かけます。
「モデルはいません。自分は何も見て描きません。絵って結局絵空事。画面の中でリアリティーがあればいい。いかにもっともらしく嘘をつくか・・・」

嘘から出た誠。がんばって下さい。

展覧会の予定は・・。

 12月に鎌倉の壱零參堂で吉岡正人さんと二人展を、ひとり10点くらいの展覧です。是非。

恒松正敏 関連情報 2000.11 2000.5 2000.5_2 1999.9 1999.9_2 1998.5

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