gaden presents - gallery / artist / dreamer / exhibition / network
携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュその29

日替わりランチ1000円

お店のお薦め、パエジャ


エスペロ銀座本店
東京都中央区銀座5-6-10 TEL 03-3573-5071 FAX 03-3573-5073
ランチタイム 11:30−15:00 ラストオーダー14:00まで
http://homepage2.nifty.com/ginza-espero
e-mail ginza-espero@nifty.com

 エスペロ銀座本店はスペイン料理のお店。スペインと言えば諏訪敦さん。
ちょっと前ですけど文化庁の在外研修で2年間スペインへ。 秋に展覧会があるというので、忙しくて断られるかな・・。と、恐る恐るメールを!。OKの返事にラッキー!!。

でも、個展の下準備というか内容がいまいち練り切れなくて。来年に延期してしまったんですよ。今年になって会社も辞めましたし。この際焦っても仕方ない。

えっ?(絵ではない)やめたんですか・・。会社・・。

 潮時かなと。一般企業に勤務してたのがまずかったのか、絵描きが会社勤め・・。
片手間とか関係ないひとたちに色々言われてましたが、経済的にも自分の生活と格闘し責任を持つのは、ノーマルで健康な姿勢だったと思ってます。何ら卑しい態度で絵画に関わって来てはいません。別 にいい歳して仕送りもらったり、自分の意に沿わない絵を乱発してもいませんでしたから。

そりゃそうですね。それだけに絵だけの生活は大変ですよ。オサルスは、殆ど収入のないフリーランサーですけど。

●スペインの料理は・・・・。

マドリッドに700日位住んでた間に、ほぼ毎日BARとか定食屋には通 いました。
料理を入り口にして言葉を覚えた気がします。でも日本に帰って随分経つと、どんどん言葉は忘れていっちゃう。サッカー中継やETAのテロ事件なんかのNEWSを見ると思い出すけど。

あの頃はなぜか昼間っから肉が食いたくて、大抵ニクニクニク。
今ここで出て来たパエジャを頼む事は 当たり外れの差が激しすぎて恐かったから、ほとんどしなかった。サフランの代用品を使って、炊飯器で炊き込みご飯のように出す所もけっこうあって、そんなお店だとべちゃべちゃのが出て来ちゃうの。パエジャの専用なべで炊いてる所ばかりではないし。
でも俺の数少ない体験の中でだけど、すごく美味しいですね。これ。

今日はランチで伺ったのですが、こちらのお薦めのパエジャが・・。今年2月にバレンシアで開催されたアロス ア バンダ大会でパエジャ部門第3位 、ガストロノミで第2位を受賞。外国人では始めて。普通賞金の出ない賞はとっても、賞金の出る賞をとったのは快挙です!! う〜ん。美味しい。
アンコウ、イカ、ムール貝、海老、大きな車えびものっていて超お薦めです。お米のパリとした感じもgood。

でも、このコーナーはあくまでもランチ。
こちらのランチは1の皿(サラダ、スープなど)、2の皿 (メインデッシュ)各5皿づつの中から選びます。(パンorライス)飲み物(エスプレッソor紅茶orハーブティー)付き。値段は1000円。毎日、日替わり。
さて今日は・・・。

 (写 真をクリック)

ガスパッチョ、仔牛前すね肉の柔か煮、パン。
ガスパッチョは夏の飲むサラダ、きゅうり、トマト、赤ピーマン、ワインビネガー、ニンニク。トッピングでスープの上ににきゅうり、トマト、パンを。玉 ねぎを入れてくれる所もあるそうです。

スペインではどんな安い所でもカマレロ(給仕さん)がトッピングを取り分けてくれるんです。それが楽しかった。ガスパッチョは自分でも作れないかとレシピを見てトライしたんですけど・・・。トマトの種類が違うのか、微妙に違うものしかできなかった。

 ここのガスパッチョはスペインで食べたのによく似てる、酸味が強くて香りがあって、ドロドロしていて美味いです。仔牛前すね肉の柔か煮も本当に柔らかい。定食に出てくるには美味しすぎるかも。
パンは色んな種類が有ったけど、食事に出てくるのは重たいんですよ。おなかがいっぱいになるように回りが分厚くて。
スペインでは大抵定食の前菜の選択肢として、よくスパゲティーもあったけど大抵多すぎるしうどんみたいにのびちゃって・・普通 は頼まないですよ。

へ〜 そーなんですか。
- - - - - ここだけの話ですが、オサルスはメニュー見たとき、スパゲティーを注文したんです。でも、総料理長の葉山さんにスパゲティーはスペイン料理ではないからと言われて・・、あっ!そうだったと、いつものオオボケ。

そうしたらさりげなくでてきたんですよ。スパゲティーが。凄く親切にしていただいて感謝です。こんなにしてもらうと正直な感想を言えなく・・・、でも本当にエスペロさんはお薦め(★★★)です。
こう見えてもこのコーナー美味しいって言えるお店が、実は・・。どーも・・。
食べ物は体調もあるし、紹介してくださる人の好みもありますから中々どーも、むつかしいんです。

●スペインと言えば日本では写実のイメージがありますが・・。

 それは誤解ですね。どちらかと言えば前衛が主に思えました。日本でのイメージはロペスの影響でしょうね。俺達のようなスペインの恩恵をうけた画家が目立つようになったのもその一因かも知れません。バルセロナでは写 実の画家を捜すのは難しいでしょうね。マドリードはピンからキリまで大勢いますよ。でも良い作家は一握り。その辺の事情は日本と同じですね。(注・オサルス 日本の美術業界では写 実は固いという現実が)必ずしもそうは思えないけれど、でもそれが根拠で写 実やってる作家は殆ど居ないでしょ。そこまで計算高く無いよ。画家は。

●確かに売れるという現実はある訳だけど・・、写実を描いていてそれだけでいいわけはないと思いませんか?

 確かに俺は現代の絵画を写 実で描く事に対する正統性をここ数年主張して来たけど、そういった話はもうどうでもいい。いろんな写 実絵画のありかたがあって、俺自身もそれら全体を否定する気も擁護する気にもなれないんです。なぜって客観的に見て、世の中にあふれる写 実絵画の大半は面白いと思えないから。えせ西洋アンティック趣味の観賞画をはじめとしたそれらは、本質的に絵画と思えないので。
オサルスさんがおっしゃるように写実画家の多くは、写実に至って描く以前の制作に対する問いが有るように見えないんです。
絵画をどうするかというより、商品としての完成度を競ったり、写実そのものが目的化してそれだけで完結してるようにも思えます。当事者達はマニアックに楽しんでるかも知れないけど、俺はこのジャンルに嫌悪感を感じる事が有ります。
別のステージで評価されたいというか。
とはいえ俺は写実というかリアリズムに対して個人的な使命感はあるので、その手法には誇りは持ってますが、シンプルに俺の仕事が写 実うんぬんよりただの絵画としてどうかという質問を受けるような仕事を残して行きたいですね。

●これからの展開はどう考えてますか。

 人間に対する関心と言う点では変化は無いです。それを展示ごとにアプローチの角度を変えて提示する事を繰り返すんでしょうね。
美術館での展開もやりたいけど、今は現代美術を括りとしていて自分のようなスタイルでは難しい。 そのジャンルも関係無くなるようなインパクトの有るいい展覧会でわかってもらうしかないですね。例えば現代美術系の企画者でも具象画家である俺に声をかけたとしても、それが何の抵抗も感じ無い作家だと思われるような。

具体的には、来年と再来年の個展に期待して下さい。グループ展だとその辺は難しいので。公平に一般 の人や、現代美術愛好者にも単なる絵画表現としての評価を問われる立場になりたいです。

でも結局は自分の作品と、自分の生活やたたずまいがいい感じで一致してきたらそれでいいな。

始めは40分位で終わる予定が、気がついたら3時間以上話をしていました。
これ、まとめるの大変だなあと思いつつ。

 そうそう、 諏訪さん以前はスラッシュバンドのベーシストだったというロッカー。恒松さんみたいに現役ではないのが残念ですが、チャレンジャーとして皆がワクワクするような作品期待していますよ。

 それから エスペロの皆様、長時間ご協力ありがとうございました。

諏訪敦 公式サイト http://members.jcom.home.ne.jp/atsushisuwa/

作家紹介ページ http://www.gaden.jp/arts/suwa.htm 関連情報  2000.12

バックナンバー(お店リスト)はこちら オサルスインタビューの一覧はこちら

おすすめトップ RETURN

gaden presents - gallery / artist / dreamer / exhibition / network