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携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュ横浜編

特製やきそば900円

鳳城酒家
横浜市中区山下町191 TEL 045-681-7782

 横浜トリエンナーレにわざわざ広島から来た柴川敏之さんと今日は横浜中華街へ、やっぱりハマトリを見た後は中華街でしょ!。
中華街は初めてという柴川さん、1年前に車椅子のおばあさんを背負って転び靭帯損傷の大怪我を、今度は自分が車椅子に乗るはめに・・。う〜ん。まだ足を少しひきずりなが歩いています。オサルスはそんなこと全然忘れて、タッタカ歩いてしまって・・ごめんなさい(^^;)。

 今日ご紹介する店は、私が子供の頃からよく食べに行っていた鳳城酒家さん。
このところ大分ご無沙汰だったので味が変わってしまったのでは(中華街はよくコックさんが変わるので)と、ちょっと心配。
ここのお薦めは・・。特製やきそば(900円)本当は、蟹の子入りのふかひれスープや北京ダックも美味しいんだけど。フリーランスのオサルスではとてもとても無理。柴川さんすみませんね。

柴川さんは広島大学相撲部を創設したツワモノ。先日テレビで、部員が少なくなってしまって相撲部存亡の危機を放映していました。その辺の事情はどうなったのでしょうか。

 「創設してから15年、今は女子もオリンピックに向けてがんばってます。3月に部員がゼロになって、広島で展覧会をやった時に、ちょうど部員が遊びに来て、マワシをしめてもらってポストカードを6000枚作って配ったんです。女子高生が気に入るデザインにしたからでしょうかおかげで5人入って来ました。今、部員はモロッコ人とオランダ人とブラジル人がいます。指導する時は英語で・・。女の子はいかに触らずにするか・・。初めての体験です。
相撲も美術も気が無ければ駄目でしょう。やる気がなければね」
 と柴川さん。

●柴川さんの作品の根底に流れるものはなんですか。

 「自画像ですね。 ずっと昔から自画像をテーマに描いてきました。2000年後に今の社会が発掘されたら・・・、現代社会が化石になった姿を創っています。iモードやパソコンのキーボード、カセットテープなどが化石になって出土した形です。集めているものが自分の身近のものやふと出会ったものなど、自分自身なんです」

● 美術を試がけたキッカケは ・・・。

 「僕は、勉強が殆ど出来なかったんです。今でいえばオールC。でも美術の先生に描いた絵を褒められてから好きになりました。中学の頃も全然勉強ができなくて、あなたは就職口を捜しなさいと言われて、畳やさんやお寿司屋さん、大工さんもいいなと思ってました・・・ 」

●だって、広島大学教育学部じゃないんですか。

 「ええ、これを話せば3時間では終わらないんですけど・・。子供の時はさっきも言ったようにホント勉強が出来なかったんです。で、高校に行こうと思ったのは初恋の子が井口高校(ここは進学校)に行くって聞いてそれから丸暗記して、クラスで三番になりました。丁度その頃相撲が好きななったんです。千代の富士が登り調子の頃で小さい体でもやれば出来るんだと・・。それもあってシンクロして勉強しました。
でも、高校に受かったらその子が落ちてまた勉強しなくなって、大学いくつもりはなかったんですが、又、可愛い子に会って・・・。その子が、共通 一次を受けると聞いて、法学部がその子の志望だったので、僕も法学部を受験。入りましたがその子が中央大学に行ってしまってラブレター書いたら『いい、お友達でいましょうねって・・・』。それから美術が出来ると聞いて急遽広島大学へ」

●急遽変えても受かるのが凄いですね。

 「受験の日に自転車に乗って交通 事故に遭い、気が付いたら車のボンネットに乗り上げて・・・。我に返って、丁度そばにいたおばちゃんのママチャリを借りていったんですが、医学部の会場に入ってしまって・・、教育学部はずっと奥、あと3分遅かったら受験できませんでした・・・。でも、教育学部だったんで、美術が沢山出来ると思って入ったんですが、教育原理や教育心理学など・・えらいとこ入ったなと、そのとき気がつきました」

 そこへやきそば登場、お皿ではなくお鍋なのが新鮮でしょ。
どうですかお味は・・。

「ちょっと揚げそば風でおいしいですね。白菜とチャーシューと青菜と海老と 野菜も沢山で、美味しいです。僕独身だからやきそばはよく食べるんです。ホント美味しいですね」

麺にアンがよく絡んで美味しい。オサルスは太い麺のやきそばや固いのはどうも好きじゃないんですけど。ここのは麺が細くて、柴川さんに言わせると長崎の皿うどん風で美味しいと・・。中華街に来なければ食べられない味です。
ハマトリに行ったら是非中華街へ。ここでお土産の美味しいお店も紹介します。

  有昌商店 横浜市中区山下町149 TEL 045-681-1978 
焼きニワトリ、焼きアヒル、腸詰、豚モツ(特に豚の胃袋と腸詰がGOOD)など。まずは一度お試し下さい。このお店もかなり古くて先代のおばあちゃんの頃からオサルスは買っています。(いちおうオサルスも昔は子供だった・・・)

●相撲をやり始めたのは?。また大阪での個展のお話も聞きたいな・・。

 「相撲は始めからずっと独学で、大学時代はコーチに筑波大学の方に来て頂きました。相撲取りになることも考えたんです。佐渡ヶ嶽部屋に入ろうと・・。止めたのは、若いうちからやらないと駄 目だと思ってですね。太らない体質で大学の頃は筋肉をみっしりつけて・・。
大学時代は相撲と美術は繋がらないと思っていたんですが、段々繋がってきました。今回の大阪の個展のプラネットサークルも、円を作ったんです。土俵も円という共通 点はありますね。まあ、土俵を実際に創ったわけではなく。貝塚を作ったんですが。
最初の発想は貝塚で小宇宙や曼荼羅のイメージが沸いてきたんです。よく考えれば土俵もそうだなって。土俵にも宇宙を感じるし。会場の入り口に巨大な拓本を飾りまして、これは紙ではな相撲のまわしを・・。ワークショップで小学校の生徒から80歳の方まで参加してもらいました。出来たものよりも過程が面 白いです。紙に姿がフワ〜と浮かび上がって来るところが新鮮でした」

「これからの展望はあまり考えないで地道にやるだけです。素材探しの時にも無意識に相撲がヒントを与えてくれるんです」

初恋の女の子に曵かれるように猛勉強して、見事受験に受かってしまう。しかし、想いはとげられない。まるで純文学を地でいっているような稀なる人生。
いや〜。中々面白いお話ありがとございました。
相撲が大好きな柴川さん。相撲と美術がライフワークだというのが、とても納得できる方でした。今度はチャンコ食べに行きたいですねえ・・・。

 次代の鳳城酒家オーナーです

柴川敏之 関連情報 2000.3 1999.9
広島大学相撲部のホームページ http://home.hiroshima-u.ac.jp/sumoclub/

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