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携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュその33

卵とえびの炒め物
1000円

ねぎそば
500円

一口焼き餃子
500円


中華料理 たから
東京都港区新橋1-9-2 TEL 03-3573-2177

 このごろランチといえどもだんだんエスカレート、これがランチかあ? 値段が高すぎる。なんて声も・・。美味しくて値段がお手ごろなお店はないかとウロウロ歩いていると、ギャラリー閑々居の北條さんとバッタリ。
小さいけれどとても美味しく且つCHEEPなお店を紹介して頂きました。

新橋にある中華料理の「たから」さん、いつも満員です。値段もランチが1000円の品もあれば500円のねぎそばも。今日はねぎそば(500円)一口焼き餃子(500円)卵とえびの炒め物(1000円)、どうです! 安いでしょう。
おまけに北條さんの奢りとは。これだからこのコーナーは止められない。

さあ! まずは、ギャラリー閑々居のお話から・・・。

 「古い話ですが、お友達に薦められて20年前にアルバイトで雑文を講談社に書いたんです。丁度その頃離婚を経験することになってしまって子供を抱えて働かなきゃならなくなって途方にくれていたら・・・。アルバイトを世話してくれたお友達が、中国と日本の交流の仕事を持って来てくれて、高山辰雄先生や東山魁夷先生などの作品102点を北京で展覧会をすることになったんです。
それから日本画の先生との交流が出来て北辰画廊の関根社長から働かないかとオファーがあって、すぐにフロアーマネジャーとして画廊を全部任せてくれたんですよ。北辰には10年間居ました。凄く楽しかった思い出ばかり・・・」

●10年前はバブル末期、まだ絵画は売れてましたよね・・。

 「関根さんは、オイルショックを経験していたから慎重でしたね。バブルの最後の方では売るなといってました。うまい話が今来ても二年後三年後には買い取る事は出来ないかもしれないからと。勿論儲かってはいたけど馬鹿儲けはしなかった。だから持ちこたえられたんですね。でも、最後は随分被ったし、品物が動いてなかったですよ。
当時画商さんの中には作品を仕入れるのに借り入れを起こした人もいたし、勿論土地につぎ込んだ人もいた・・。大きな画商さんは仕事が大掛りになれば金額も半端じゃないし、この仕事は作家に描いてもらってその作品を売る事だけではなく、再販の部門もある訳だから・・・。
でも、バブルの時は面白いように売れましたね。この壁全部くれとか、これだけお金があるから、この金額に見合う作品を持って来いだとか・・、これは不健康ですよ。バブルが弾けた後、皆さん困って、オークションに纏めてだしたり、本来は売ったものは、その画廊が買い取るのが原則だけれど、お気の毒ですが、その後沢山の画廊が無くなってしまったし、デパートは基本的に引き取らないし、オークションが受け皿になったんです・・。
オークションは、以前の銀行の担保の査定から今の公的な値段を証明する事に役立ったのだし、大変な事もあったとは思いますが、色々なトラブルは避けられたんじゃないですか」

そんなこんなで北辰画廊から独立。丁度運が悪い事にお母様を亡くされて、
「今のこの画廊が無ければ悲しくってノイローゼになっていたかも・・。ある意味では、がんばらなければいけないという時期だったんでしょう。」と・・・・。

ご自身も昨年胃癌で闘病生活を経験・・。

 胃が三分の一だからあんまり食べられないのだけれど、先日広東に行ったときは食べましたね。
吐いても、吐いても食べた。見境無く食べましたよ。

ゲッ・・( ̄□ ̄;)!! 大丈夫なんですか。

それがいいんですって、お医者様も、北條さんは食べるのを怖がらないからいいんだよ。と。


卵とえびの炒め物
1000円

のねぎそば
500円

一口焼き餃子
500円

こちらのたからさんの特徴は親切、美味しい、料理が適量・・。

「私はラーメンが嫌いなのよ。でもここのそばはさっぱりしている。胡麻の風味がきいて麺がしこしこしてるでしょ。」と、北條さん。

餃子はちびミミと渾名があるキュートな可愛らしさ。ビールと一緒だと美味そう。でも何と言っても卵が絶品トロットした舌触り、う〜ん。本当にうまい。写 真 だけでも美味しさが伝わるんじゃないですか。アツアツの湯気にメガネがくもります。ここのお店は人が引きもきらない忙しさ、早く食べなきゃ悪いかな?。

 こちらのお店の菅野さん、とても親切な方で、夜になると凄く混んでしまうのでお店に入れない、近くのカフェでしばし待つ・・と、迎えに来てくれるんですって。値段が手ごろ。また行ってみたいお店です。(★★★

●画廊のコンセプトは・・・。

 「いくつかありますが、なるべく一般 の住宅と違わない場所にしたかったんです。特別な場所にお客さんを連れてきて、異次元の場所で夢みたいに作品を買ってしまうのではなく、リアルに作品を見られる住空間に近い形に展開したかったんです。
又、この作家達を選んだ理由は、時代の端境期の皆昭和35年生まれの人達だから、この人たちが持っているグローバルと言うよりイデオロギーを超えたところにある、宇宙だとか、水だとか、土だとか、根源的なものに触っていこうというコンセプトに安らぎや癒しを感じるから・・。ぎりぎりと締め付けられる日本の社会の中で、より深い生き方を提示してくれる何かを感じるからかしら」

●殆ど抽象の作家たち(間島秀徳、竹内啓、小滝雅通、など)ですね。

「具象画は・・・、かたちがあるものは言葉に結びついてしまうから 。ロゴスの呪縛から逃れられないでしょ」

●今度は中国で展覧会のご予定とか。

 「事の発端はニューヨークのソーホーでの展覧会。凄く評判が良くて。この展覧会を中国で開催してみたいと、沈文光さんの提案で企画をたてました。
元山口県立美術館のキュレーターの菊谷先生(13年前のニュージャパニーズスタイルペインティング)このメンバー(詳しくはギャラリー閑々居のページをご覧下さい。
http://www.kankankyo.com)を世に出した方が委員長、練馬美術館の野地さんと私が実務を引き受けました。
丁度中国でも同時代的な動きがあり、今の日本画のニューペインティングの作家達と同じような仕事をしている事に気がつきジョイントしましょうと、広東美術館の館長と話がついて・・。来年は日中国交正常化30周年記念の年だから、10月15日展覧予定です。
又、美術館のキュレータ同士の交流も考えています。これから経費を捻出する為に、お金を2500万円位 集めなければなりません。中国の美術館は独立採算制なんです。会場費をとってまかなっています。かなり高い金額を提示されたんですが、こちらの誠意が通 じて何とか開催の運びとなりました。けれど、保険や諸費用がかかるものですから、是非皆様にご協力頂きたいんです。
一口5万円から、いま銀行口座を開設準備中です。日本大使館、外務省や国際交流基金にも協力を要請中・・。JAS(広東への直行便の航空会社)も応援してくれてます。展覧会実現に向けてどうぞ宜しくお願い申し上げます」


う〜ん。とても大病を患ったと思えないガッツ。

 「痛かったときは大変だったけど、手術の前に池袋の天然鰻を食べさせる「兜屋」っていう鰻屋に言ったんです。凄く美味しい鰻なんだけど食べられないのよ。これが人生最後の食事だと思うと感無量 だったわね。
癌を経験して、人生に遣り残しがある事が一番心残り。何とかがんばりたいですね。だって私動物占いでは狼頭の象なんですって。象頭の狼じゃいやですものね」

死ぬ気になれば何でも出来ると言うけれど・・・。ガッツを見習わなきゃ!!
そんな状況の時オサルスが食べるとしたらsusiですね。遺伝子が体に組み込まれているので・・・。
ゼッタイに食べててやるぞ。(ー_ーメ)

 ギャラリー閑々居では中里絵魯洲さんのテッコクキタン(感じが難しくてカタカナにしました。)10月18日から31日まで開催予定。

ギャラリー閑々居 http://www.kankankyo.com

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