
ART in CASO
2002年4月25日ー29日
海岸通ギャラリー・CASO 大阪市港区海岸通2-7-23 http://www.artincaso.com/
(入場料1000円 詳しくはページをご覧下さい。)

大阪アートフェアー2002 START
2002年4月25日ー29日
道頓堀倉庫SUMISO 入場料無料 お問い合わせは事務局まで(06-6444-1237 コウイチ・ファインアーツ内)
大阪でアートフェアーがあると聞き行ってまいりました。大阪は駅の周辺に一度だけ行った事はありますが、今回は場所も何もまったく解らず地図を片手の道中です。
まずは ART in CASOから
16の現代美術ギャラリーブース+美術書専門店によるブックブースが出展しています。
CASOは大阪港の赤レンガの丁度向かい側にありました。横浜港とは大分違って閑散とした場所。
いつも思うのですが駅からの道順をもう少し丁寧に書いて欲しい。オサルスは凄い方向音痴なので、まったく反対側に歩いてしまいました。地図があっても反対に歩く奴なのだから・・・しょうがないって言えばしょうがない。
室内の空間は天井が高く、あまり大きくないので見やすいですね。唯オープニングが昨日で今日はお客さんは殆どいない・・・。何か皆さん手持ち無沙汰な感じが・・・。いつも東京で観ている画廊が多くてここまで来る必要があったのかと自問自答・・。交通費もかかるしなあ、オサルスにはキツイ。
●お客さん少ないですね。実際売れてますか。
「まだ、始まったばかりでそこまではいってないです。ウチの場合は作家のファンの人が多いのと価格の安いものは売れてます。場所は大阪の離れ小島の感はありますね。室内空間ははいいんだけど。」児玉画廊のスタッフ
●どうですか?ナスさんタカさん。売れてます。
「なんだかね! どうもね!」
●では、事務局長のギャラリー山口の山口さんに聞いてみました。
「ここは普段は僕以外の15件は貸会場でレンタルスペースなんです。」
●空間は綺麗ですが、交通は不便ではないですか。
「両極端ですね。東京から来る人はここを目標に来られるから近いといいます。関西人はちょっと遠いと言いますね。でも当初思っていた来客数より多いですね。」
●昨日のオープニングには凄く人が多かったと聞きましたが。
「思ってたよりもずっと多くて400人位入りました。お客さんも関東の人が半分位来てました。」
●商売としては如何ですか。
「皆さん。反応はあるみたいで・・・作品によってバラバラですが、昨日(25日)聞いた限りでは、各画廊一点づつ売れているようです。」
●東京と比べて関西の美術状況は厳しいと聞きますが・・・。
「東京の事はよく解らないし、全国的に厳しいですよね。落ち込んでるのは数字に出ています。でもその中でコレクターや美術館も買える所は買ってくれます。それはそれなりの動きがあります。」
●今回は1回目で何回位を目途に考えておられますか。
「いや全然ないです。今までのアートフェアー、例えば二カフの時に一回目で参加しましたが、僕の理想とは違っていたので・・・2回3回は内容を含めて上手くいかないのではないかと・・・そういう組織形態になってしまったので一回目でやめました。
基本的にどういう画廊がどういう作品を出してこられるかの選別をきちっとしてないと、現代美術のフェアーはなりたたないと思います。大阪でも見本市会場がありますが非常に高い。
偶々僕はここに会場作りをお手伝いしていて移ってきて・・、ここは住友さんの持ち物ですから。話せば長くなりますが・・・この前にある赤レンガの場所に大阪市の芸術家村構想があったのです。でも予算の関係で駄目になって、その構想があった時代に住友さんが民間事業として計画してこの場所に・・・。僕もお手伝いしたのですが予算の関係で今はもう進まなくなってしまいました。」
●今回の出展料はおいくらですか?
「各画廊20万円づつ頂いています。他の経費をすべて含んでその値段で、これ以上出せないという意見もありましたし出来るだけ安くしようと・・・。作品の運送は住友倉庫系列の運送屋さんを頼んで安くやりました。スペースは現代美術むきだし昨日のオープニングは思ったよりも人がきてくれて、唯、まだこの時点でこれからの事は・・・ね。」
お忙しい中ありがとうございました。
そうか。芸術家村構想が頓挫した場所なんだ・・。大阪の海と言うとどうしてもあの歌が・・悲しい色なんでしょうかね。
さて、もう一件早く行かねば、今日5時にオープニングの「START」は地下鉄なんば駅から歩いて5分。道頓堀倉庫SUMISOがフェアーの会場。なんばと言えば道頓堀、道頓堀といえばグリコの看板を・・。ワールドカップに合わせてユニホームを期間限定で着てるみたいです。でも道頓堀は汚いですね。阪神が優勝して飛び込んだら・・・。ゲゲゲゲ。
大阪アートフェアー2002 STARTの会場へ
この場所この階段を上らないと駄目なの! 凄い高所恐怖症のオサルスは登るの怖い。途中で帰ろうかと本気で思いました。
オープニングは榎忠氏の祝砲で開幕。凄い音、耳が聞こえない。榎忠さんの作品の一部はこちら(え!? 本人のヌード?)流石大阪、エグイな〜。
あ! 誰でもピカソに出ていたミスターも。
小山さんお久しぶりです。 |
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では、STARTの主旨を事務局長のコウイチ・ファインアーツの岡田光市さんにお聞きしました。
「根本的には、美術の見本市です。大阪では敷居の高い画廊はあまり足をむけないという方が沢山おられます。それもオカシイ話でどういう敷居かという事も・・勿論それぞれ違うんでしょうが・・。
こういう場所で一編に集まってもらって規制されずにそこに行けば沢山見れるし、買いやすい金額のものがある。公明正大な金額で買うのが楽しいそんな切っ掛けを提供できれば・・と。今回は2回目です。」
●こちらの場所を選んだ理由を教えて下さい?
「ここはこういうパテーションが常時設置されていて多目的に使える場所なんです。去年は8ヶ所のブースに分かれていて、今年は去年より壁が取っ払われましたが8軒でしかできないという事です。」
●出展費用は・・・?
「コストは概ね一軒10万円、経費・輸送費・滞在費・・色々かかりますので。出来るだけ会場費に負担を掛けずにしたかったんです。」
そう言えば、小山さん作品は宅急便で送ったと言ってました。
●去年は如何だったんですか?又、出展のメリットは?
「去年の販売は700万円〜800万円。入場者数は4日間で1200人位です。一回目ではとても来られたと思います。これをCASOの場所でやればお金が掛かるから・・。実績が伴わない感じで・・。
大阪は画廊を含めて景気が悪いのでそういう所でやっても成績があがらないだろうと・・。出来るだけ押さえて押さえてと・・。又、こういう作家をやっている画廊は大阪では少ないんです。業者の人が同じようなものをやっている中で違うものを見せたいと思っています。」
本当にお忙しい中ありがとうございました。
二つのフェアーを見ていた時に、画廊関係者が経費のモトを取るには出展するよりも動かない方がいいのだけれど・・。という声が・・。確かにこの不景気ですものね。
見ている側としては、こういうフェアーがある事は楽しいのだけれど・・。美術業界の閉塞感を打ち破る為にも、大阪はやっぱり「ワテハアキンドダス」みたいなノリを期待してしまう。まあ売れなきゃ元気も活気も生まれないよね、コイズミさん。
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