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佐藤正和 甲虫彫刻展 2002年10月27日-11月2日
ギャラリー青羅
東京都中央区銀座3-10-19 美術家会館1F TEL 03-3542-3481

 「子供の時買い物に出かけた母親の側にクワガタがいて、それをビニール袋に入れて僕にくれたのが昆虫との出会いなんです。それから毎日昆虫採集をするようになりました。今回の展覧会は全部自分の好きなものなんです。古代遺跡の人物や昆虫や兜など、作品には特に深いメッセージはないです。一つ言えるとしたら好きなものを作るのがコンセプトです。」

●久しぶりの個展は如何ですか。

 「展覧会をずっとこういう感じでやりたっかったんです。自分のいつも見ているものを他の人に見てもらいながら、自分の好きで作っているものを展示したかったんです。でも、アトリエで制作している時は凄く気に入っていたんですが、セティングが終わって帰る時に凄く憂鬱になって落ち込みました。自分でもっといいと思っていたんですがこんなもんかと思ってしまって・・・。もう一度一から出直そうと考えちゃって・・・。」

●客観的に見えたのでは?

「自分では凄くいいものを思いついて、凄くいいものを作っていたつもりなんですけど、唯そこに辿り着く事は簡単じゃないって事なんですかね。」

●オサルスの中にも最初見た時に『あれ』と思った部分はあります。でも作品が素直で好きで作っているのだなという事に好感をもちますけどね。

「まあ、最近は若干の慣れがあるのかもしれませんね。それと自分の部屋から小物類を持って来たので作品よりも皆そっちを見てしまうんですよ〜。」

●そうね。そっちのコーナーの方が虫好きの人には楽しそうだものね。

「そうですね。僕の好きで集めたものですから。」

 佐藤さんとの出会いは取手の芸大で見た白いカブトムシでした。
確か1997年頃ですね。あれからもう五年。彼ももう来年三十歳。月日の経つのは早いもので・・・昔は面影にまだあどけなさが残っていたような・・・でも最近は少し老けたかな。と、言ったら怒るだろうな・・・。

 今回の展示を見て素晴らしいとはまだ言えないけれど、佐藤正和作品のルーツを見ることが出来たような気がします。好きで作っているのだからと言っても、人生めげる事も多いと思うけどずっと“好き”を貫いて制作して下さい。keep it up!

佐藤正和 関連情報 http://www.gaden.jp/arts/m-sato.html(作家紹介)、2000.112001.11

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