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VOCA展 2003 現代美術の展望-新しい平面の作家たち
2003年3月14日-3月30日
上野の森美術館 東京都台東区上野公園1-2

 10年ひと昔と言うけれど 10数年前の日本はまだ活気があったというか・・・。個人的には未来に漠然とした不安はあったけれど、足元はまだしっかりしていたような記憶があるんです。でも、今、見えるのは足元にポッカリ開いた真っ黒な穴。落ちるか這い上がるかは自分次第。人種、職種関係なく人生は概ねそんなもんでしょ。
美術の世界も大きな展覧会で賞をとってもその後が続かない人もいるし、賞がとれなくてもいい仕事する人はいるしね。

今年で10回目を迎えたVOCA展(日本全国のキュレーター、ジャーナリスト、研究者が推薦委員となり40歳以下の平面作家を推薦する。)はどうでしょうか。オープニングにいらした方に一言コメントをお聞きしました。

・・・今年のVOCAはどう思われましたか?

●藍画廊の倉科さん。

 「賞は最大公約数みたいになってきている所もあるから、逆に個性的な作家は賞がとれない事もありますね。」

●VOCA賞をとられた津上みゆきさん ・・・おめでとうございます。一言コメントを。

 「うれしいです。」
津上みゆき 関連情報 2003.2 1999.7

●月刊美術下川さん

 「受賞の傾向・・・奨励賞までを考えないで 大賞の傾向が似てきている部分が気になります。審査員の投票で決まると言っても一応賞に誇りみたいなものがあるのであれば・・・この賞はこういうのを評価するというのを全面に押し出したいのならともかく、多様な平面の可能性を追求するのを標榜しているならもう少し工夫があって然るべきだと思います。」
月刊美術 http://www.gekkanbijutsu.co.jp/

・・・確かに似た感じがありますね。下川さんは誰がお薦め?

 「石川さんが推薦した小林浩さん、明るいし、理知的だし単純に綺麗だから。」
小林浩 関連情報 2002.3 2001.6

●藤田さん

 「一様に画面が綺麗ですね。もっと絵画的コンセプトを追求してもらいたいな。」

●展評編集長松浦さん

 「さっきも作家と話をしたんだけれど、二枚一組のパターンが当たり前になってるでしょ。VOCAが規定しているサイズが現実にこの位の年齢で活動している人には大きすぎるんじゃないかな。
不本意ながらサイズを意識した為に二枚一組にしたり、もしくは割りパネみたいにして作品の真中にスジが入ってしまうような事がおきているのかもしれないので、この一作だけで判断してもらったら困るという人も、もしかしたら多いのかもしれませんね。
出ている作品は前回よりもいいと思います。」
展評 http://plaza27.mbn.or.jp/~artv_tenpyo/tenpyo.html

どうもありがとうございました。

VOCAはレベルも質も高いと思うし、普段実際に発表活動をしている作家が選ばれるのもいいよね。でも10年長いようでいて短い。それに今の時代は何をとっても寿命が短い、パット出てパット皆忘れちゃったりする・・・10年後に名前が覚えていられるようなら本物なんだろうな・・・。

 オープニングの10周年料理はGOODでした。又もや食べ物に目が・・・。

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