gaden presents - gallery / artist / dreamer / exhibition / network

鯉江真紀子展
2003. 05/14-6/7

ツァイト・フォト・サロン
東京都中央区京橋1-10-5 松本ビル4F 03-3535-7188 日・月・祝日休
http://www.gaden.com/zeit-foto.html

不思議な作品ですね。じっと見ていても飽きない。それに群集がいて声がザワザワと聞こえて聞そうなのにthick silenceを感じるんです。何故かな?
作家の鯉江さんにお話をお聞きしました。

・・・このテキストの中に 「人々と共鳴できる共通の無意識に焦点を合わせて制作していきたいと思います。」 という言葉がありますが、フヘン的なという事ですか?

 「そうですね。変わらないものとしてです。時代とかには関係なく、人間が人間である以上変わらないもの。よくコンセプトを聞かれるんですが、特別に何かに触発されて『これだから作ろうと』思いついた訳ではなくて、生きていて感じる事が全てなので・・・。」

・・・作品は俯瞰して見ているような感じがするんですが?

「何処で撮ったかは覚えていないんです。競馬場とか野球場とか・・・兎に角人が沢山いて一瞬共鳴する瞬間。
このワールドカップの作品なんかは特にそうですが、人は皆それぞれ個人的な思いを抱えて生きていますよね、でもそれを超えた瞬間。瞬間の突き抜けた一体感 。同じ共鳴を感じた瞬間をとらえています。」

・・・静寂を感じるんですよ。

「人間の魂の根源的なものを深く追求したいと思っているので。」

・・・なるほど。でも見ていて飽きないですね。

「私は絶対飽きるものは作りません。自分の中でクダラナイものは飽きるんです。
作品を作る時は朝から晩まで何日も時間を掛けて・・・自分がどのように作品に接しても、例えば今日の私、明日の私・・・気持ちは浅い意識の部分では変わるかもしれませんが、どの私が見ても絶対納得できるものでなければ作品にしません。
自分の心に何度も聞いて何度も確かめます。見た瞬間に判ってもそれに確信が持てるまで見つづけるんです。間違いのないものだけ作品にしています。ですから私の作品には題名がありません。先入観を無くして見てもらいたいからです。」

ショートインタビューですからこれだけでは判りづらい部分があるかもしれないのは勘弁して下さい。
でも凄く一生懸命生きて作品を制作している方でした。気迫に負けたというか・・・。
兎に角。作品はその前に立たなければ伝わってこないのは確かです。6月7日まで開催。

RETURN


gaden presents
- g
allery / artist / dreamer / exhibition / network