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RICA BANDOのニューヨークリポート (Vol.29)
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NEW YORK report from RICA BANDO - - - - - Tue, 14 Oct 2003 友人の悪天候女が1年半ぶりにニューヨーク入り。 この春のニューヨークの悪天候は私のせいではない、ヨーロッパは最高の春と夏だったから ”悪天候女” のあだ名を返上して欲しいと言うけれど、いくら最高の春夏と威張っても猛暑が原因で1万人近い人が亡くなっているのだから、やっぱり返上はできない。 最初にガツン! と強い印象をぶつけてきたのが、
" forms of torture for the self's awareness" このセンテンス、そのままを画廊に1歩踏み込んだ時に感じました。
次に印象に残ったのは、 こちらは画像なし。 何と言うことのない写真の連続なのですが、全て観終わった時に安心感が心を満たしているのです。 Pace / MacGill Gallery と同じ通りの向かい側、こちらは派手な大きなサイズ、フルカラーの写真。 Subconscious City展 デジタルプリントだと思って会場を歩いたのですが、Winter Garden,2002や Bus Shelter,
2002という作品を観たら、あら、これはデジタルではなく本物の反映を撮ったものなのでは? と突然解ったのでした。 作家はプロフェッショナルカメラマン、 ”反映”の好きな私としては刺激される展覧会でした。よくありそうな題材なのに、なかなかないようなアート作品。
最後は、同じチェルシーでも画廊街内へ今年始めに引っ越しをした、 De Temporada / seasonal展 私好みの植物画。難しい緑を繊細に描いていながら迫力があります。
そういえば、Gagosian, Mary Boonの24丁目以北を観る時間がなかったけれど、画廊回りも3時間が限度、それでも最低20件は観ますからね。 6時を過ぎると10分置きに$10の罰金を課せられます。 |
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(c) Photo - Report. RICA BANDO , gaden
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RICA BANDO
1984年よりニューヨーク在住。その間、ニューヨークでのグループ展など多岐に渡る活躍。
作品はハンタードン美術館をはじめ多数コレクションされている。
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