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携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュその78

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PASUTA SPECIAL(前菜・パスタ・デザート・コーヒー) 2000円

ILPINOLO
東京都中央区銀座7-8-7 GINZA GREEN 9F
TEL03-5537-0474

http://www.stillfoods.com

 もう直ぐ3月、本当に危機は来るのかな〜。まあ! 海外では戦争なんて物騒な話が連日飛び交っているし、その上テポドンなんか・・・この先日本はどうなるの? 不安ばかりで嫌になっちゃう。と、グズグズしても春は来る。
3月を飛び越えて4月4日からはNICAF2003 Tokyoが始まります。
(会期=2003年4月4日−4月7日 於・東京国際フォーラム http://www.nicaf.com

 オサルスも前回は百数十人の方々に意見を聞いたりしたけれど、今年はどうなるんでしょうね。まあ! NICAFはNICAFだもんな〜。何か投げ遣りじゃないかって? そう見えます?。ん〜。こんな状況じゃ情緒不安定にはなるよね。やはりここら辺で元気一杯の方に登場してもらわなけりゃ。
未曾有の不況のこの時期に第8回目を開催するNICAFの ambassador 山下宗白さんに 『人生と美意識について』 お聞きしました。え! 何で 『人生と美意識』 なのって?、展覧会もそうだけどアートフェアも話すより実際に会場に行って体感するもの。だから今回は関わっている“ひと”にスポットをあててみました。


今回ご紹介頂く『ILPINOLO』は山下さんのご紹介のお店。
  山下さん曰く、最近はやはり景気が悪いせいか企業も接待交際費を使わないので、お昼にランチを食べながらのビジネストークが増えたのだそうです。銀座の表通りの9Fからはレインボーブリッジが垣間見えて・・ん〜。ゴージャス。ランチの値段も2000円より、さぞやグレ〜トなお料理が・・・。飛び交う言葉もEnglishだもんね。

●まず、山下さんと美術のつながりをお聞かせ下さい。
「私は日本舞踊やお茶を教える古典の世界の人間だけど・・・第1回目のNICAFを見て凄い衝撃を受けましたね。現代美術を見たのはその時がはじめてで面白いとか楽しいとか全身チキン肌になるような感動を覚えました。それから色々な世界のアートフェア−を見始めたんです」

・・・ご覧になって外国のアートフェア−とNICAFの違いはなんでしょう?

「意識の違いですか。バーゼルアートフェア−は世界中からコレクターが最初から買いに来てますよ。ヨーロッパはアートが投資の対象になるから、プライベートバンキングがあるようにアートバンキングの組織がきちっとあるし、世界のVIPが来て絵を買って投資をするシステムが出来ているんです」

・・・向こうは動産ですもんね。

 「日本やアジアにはそのシステムが無いでしょ。だからその意識レベルを日本人が持たなければいけないし、又、例えば日本の小泉総理がフェア−に行って『このフランスのアーティストは素晴らしいですね。』と挨拶できるかって・・・そこの違いですね」

・・・不動産と動産、向こうは持って逃げる事が前提だから・・・。民族性の違いがありますね。

「日本は島国だけど、世界は日本としては見ていないんですよ。アジアを一つの国としてアジアの中の東京として見ているから。東京もがんばらないと・・・」

・・・オサルスはNICAFには過去二回出展しましたが、来場者は買わないで見る為のものという意識が強いように思ったんです。経費をペイ出来るかは疑問ですね。それにはアジアの国の中の日本もいいけれど、逆に日本の民族性を考えた方がいいと思うんでが・・・。

「NICAFも最初の立ち上げの頃と時代が違うから時代にあったフェア−を作っていかなければいけないなと痛切に感じています」

お待たせしました。
PASUTA SPECIAL(前菜・パスタ・デザート・コーヒー 2000円)です。

「パンにはね。このオリーブオイルとバルサミコをつけて食べると美味しいのよ。ここは野菜にも随分気を使っているし」

・・・前菜は野菜が多くてヘルシーで美味しいですね。パスタは蟹にホタテにパセリ・・・、ボリュームもしっかりあって色も綺麗、ガーリックのパンチがきいていて美味し〜い。

「こちらは結構色々な所に出店していて サービスがよくて従業員の教育が凄くよく行き届いてますよ」

・・・なるほど。凄く込んでいる訳が判るなというもの。
デザートも美味いんだなこれが・・・羨ましいでしょ。全部すっかり頂いちゃいました。ご馳走様。割り勘だけど。

●先ほどの話を踏まえて、ambassadorとしての山下さんが持っている美意識の部分で、これからを引っ張っていくと思うんですが、山下さんの美意識を一言の言葉でお聞かせ下さい。

「難しいですね」

・・・古典の世界にいた方だから。

 「美意識的に言えばやはり本物ですね。今世界で活躍して有名になっているアーチストも皆基本がきちっと出来てるし、本物の力強さをきちっと持ってないものは逆に無くなっていくと思うんです。日本舞踊もアートも基本がきちっと出来てなければ駄目ですよね。基本があってバリエーションが広がる。色んな意味でのアートがあると思いますよ」

・・・表現それがアートだと。

「 自分のライフスタイル自体がアートだから、料理もこんなに綺麗に見せている食はアートですよね。だってギャラリーの方達も作家もグルメじゃない」

・・そうですね。ランチを70回以上食べてますが、ギャラリーのお薦めはハズレがないですね。

●少し話を戻しますが、NICAFは今回で8回目継続は力なりと思いますが、継続する原動力はなんですか?
「止めるのは悔しいから・・・好きなんでしょうね。日本も世界のアートフェア−と同じように なって欲しいという夢があるから・・・」

・・・目標があるのはいいですね。

「二年に一度のNICAF。そこでの色々な出会いがあって、スタッフや作家の方達・・・皆が成長していくのを見ていくのは楽しいですよ」

・・今年の来場者数の予測はどの位なんですか?

「6万人です。前回は土曜日と日曜日に沢山入りました。唯、日曜日の午後にクローズしたんです。今年は買ってもらう事を考えて月曜日まで開けて時間も8時まで延長します。会社に勤めている人には帰りがけに来て欲しいですね」

・・・今までは6時になると蛍の光がなって閉められたんですよね。

「以前は無理が利かなかったけれど、国際フォーラムも文化的なイベントが少ないからね」

・・・この不景気じゃ、高すぎて普通お金払えないですよね。

「まあ! 今度民営化になるとどうなるのか判らないけど・・・」

・・・少しづつ融通が利いて変わりつつあるんだ。 ・・・でも、まだNICAFのポスター全然見てないけれど。

●では、山下さんの人生のモットーはなんですか。

「毎日を必ず楽しく過ごす事ですね」

・・・今までは楽しく生きてこなかったんですか?

 「そりゃ、色々ありますよ。例えば今日の食事もそうだけど・・・基本的には人間は一日三回食事をする訳です。でも三回とも楽しく食事ができるかというとそうでもない。
だから一日一回でもいいから楽しく食事をするとか、一日一回楽しい事を見つけるとか、そりゃ辛い事や悲しい事は沢山あります。
今年は年明けからNICAFに協力してくれた方が亡くなったり、去年から今年に掛けて別れも凄く多くて悲しかったり・・・でもそういう人達の分まで毎日を大事にして、どんなささやかな事でも楽しめるそういう心を持っていくのが自分の基本だと思ってます」

・・・そうですか。基本を大事にして楽しく生きるかあ〜。辛い事は多いもんな〜。

「辛い事考え出したら切りが無いし、今日はこれが楽しみなんだとか今週はこれが待ってるからがんばるぞとかそう思っていかないとやってられませんよ」

・・・最近オサルスも髪が抜けちゃって。

「私も凄い円形脱毛症になったわよ。でもそんな事でクヨクヨしたり負けちゃいけない。私なんて診断書を書いてもらったら誰にも信じてもらえないような病名がついちゃうんだから・・・。
今千葉に住んでるんだけれど、自然の中で暮らして自分で畑を作って自分が作った野菜を食べたり、ハーブで入れたお茶を飲む。これがどんなに楽しい事かという事が判るわよ」

・・・食は人の命ですもんね。

「そうね。『山下さんていつも凄いもの食べてらしゃるんでしょっ。』て、よく言われるけれど、味噌汁、納豆、焼き魚・・・そういうものが一番いいわけじゃない」

・・・年を重ねていくと毎日食べるものはシンプルなものが一番いいって気がしますよね。

「本当に自分が生まれて八十歳まで生きるとして、自分の五感で味が判って元気で食事が出来る年数を考えた事がありますか」

・・・このごろは考えます。年をとってもちゃんとして生きたいですから。

「食に拘るけれど、味が判ってちゃんとした食事を健康で食べられる事は大事なのよ。そういう意味でも毎日を楽しみに今日はあれを食べるんだとかね」

・・・前向きでいいですね。

 「そうね。例えばバーゼルのアートフェア−に行く時でも着物で行くんですよ。何故かというと日本のNICAFの宣伝もあるけれども、私は日本人として誇りを持っているしちゃんと正面を向いて日本の伝統文化を知って欲しいから。やはりきちっとしたものを見て欲しいんですよ」

どうもありがとうございました。

『基本をきちっとシンプルに生きる』 が、山下さんの生き方。確かにシンプルに生きるのは大事な事だよね。でもオサルスは頭がシンプルだからもう少し複雑になる事に憧れるけどな・・・。

キチッとしたNICAF楽しみにしています。
がんばって下さいね。

シンポジウムや子供地球基金・・・など。サポートイベントも盛り沢山。詳しくはネットをご覧下さい。

NICAF2003 Tokyo 会期=2003年4月4日−4月7日 於・東京国際フォーラム http://www.nicaf.com

関連情報 2003.2 2001.3

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