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携帯オサルスのおすすめランチ ランチdeチュその95

2003年7月20日 - 9月7日
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003
越後妻有6市町村 http://www.echigo-tsumari.jp

早く、ドアよ開け、間に合わないよ〜。 あ! あ! あ! あと3分。ダッシュ。
ハア〜。どうにか間に合った。フー−。
え、何をそんなにって、実は今日は、越後妻有アートトリエンナーレのオープニング。出がけに一本電車を乗り過ごしてしまって、焦るのなんの・・・東京駅に着いたのが8時53分、新幹線は8時56分出発なんだよね。とに角急げー。

  覚えています?。お正月に鎌倉に一緒に行ったあの大虎コンビを・・・今回もあのメンバーで越後妻有アートトリエンナーレへ行く予定。
で、越後湯沢で11時に待ち合わせなの。絶対間に合わないかと思ったけれど、何とかセーフ。ホッ〜でした。

 トンネルを抜けると雪国だったの言葉どおり、いくつものトンネルを抜けて越後湯沢へ到着。

 今回のオサルス越後妻有アートトリエンナーレ珍道中は実は“くじ”に当たったおかげ。嘘? と思うかもしれないけれどホントなんだな。総額二万円が当ったので越後でランチや〜。え? 越後妻有アートトリエンナーレはオカズかい?
う〜ん。やはり新潟と言えば米に酒。
美味しいものを食べに越後妻有アートトリエンナーレ見学ツアーにレッツ・ゴー。

 いや〜。お久しぶりお元気でした。半年振りだもんねえ。先ずは駒子の前で記念撮影。
次に皆で向かった先は駅の構内にある『ポンシュ館』。ここは何とお風呂に入れるんです。それも酒風呂! 凄いでしょ。

「まずはお土産よ。」と、ゴージャス陽子チャン。

「え〜。入らないの・・・バスタオルを持って来たのに」 鵜飼チャン。

越後は流石に米どころお酒も充実していて、利き酒のコーナーまである。
500円で色々なお酒にチャレンジできるのは嬉しいよね。

どうですかお味は?

鵜飼ちゃん:「大人になってやっとあぶさんの気持ちが判ったような気がします。小学生の時は判らなかったけれど」

陽子ちゃん:「・・・あぶさんってどういう漫画なの」

 鵜飼ちゃん:「あぶさんは野球選手の漫画。あぶさんは凄くのん兵衛な人でいつも二日酔いしていたから」

・・・なるほど二日酔の気持ちが判るって事ね。

鵜飼ちゃん:「 ホームランを打ってホームに辿り着く前に吐くんだもの・・・」

 江川ちゃん:「じゃあ、吐く時の介抱はこんな感じね」

・・・おいおい。

 さあ! お土産も買ったことだし、北越急行『ほくほく線』に乗って次はいよいよ十日町へ。

到着。暑いね〜。新潟は、一気に夏だ。駅には一応案内の方。ハイ! パチリ。
でも、駅の前に何もないね。人が全然歩いてない。
作品は何処にあるのかな?
キョロキョロ ? 一応黄色い作品掲示版があるから見ながら行きましょう。
トリエンナーレを開催しているという雰囲気じゃないね。のんびりした町だ。
お祭りしてるのかな?

鵜飼ちゃん:「ここにあるのがそうみたいですよ」

ふ〜ん。あ! 暑いのにご苦労さん。

【明るい空き地】ケータイで空き地が光る!?
(小泉雅生+東京都都立大小泉雅生研究室 http://www.eng.metro-u.ac.jp/koizumi-lab/

 要するに空き地に設置されたペットボトルが、ネットとか携帯電話からアクセスすると光るんですよ。皆さんもチャレンジしてみてはいかが! でも、遠くからだと光っているの見えないよね。残念。

 アーケードにも作品が・・・町おこしの気構え充分だけど、初日のせいか人がいない。
お!、自転車で廻る学生発見。暑いから気をつけてね。と言いつつ右をみると、着物にコーラの自販機が・・・。
この着物は一瞬で自販機に早代わりする優れもの。

京都に行って友禅染めを習得した月岡彩さん(http://www.tucky7.com)の作品。

『置いたらマンホールバック』を持って、ハイ、パチリ!
この方は新時代かくれんぼの寵児だそうです。町にとけこむかくれんぼで、地元との交流を図ります。

地元との交流なら鵜飼ちゃんもお手のもの。

どうですか。ちゃんと作品が地元にとけこんでいるでしょ。
「祝妻有アートトリエンナーレでございます。ホホホ・・・。」
これをやりに妻有アートトリエンナーレに来たんだもんね。でも〜。チョット地味かな。

では、オープニングには大々的なお披露目を・・・。

鵜飼ちゃん:「え〜。嫌ですよ〜」

・・・まあ、まあ。

地図を片手に歩いて行くと、ほう〜と思うような作品もあるけれど、何だこれと思うようなものもあり、銀座の貸画廊が十日町に避暑に来たような感じかな。

でも〜。新潟はなんて暑いの〜。夏だ〜。

早くお昼にしようよ〜。
十日町は『へぎ蕎麦 』が有名と聞き、お店をネットで事前にチェック。
『元祖布の利つなぎ 越後魚沼 小嶋屋総本店』
http://www.kojimaya.co.jp/ 新潟県中魚沼郡川西町大字中屋敷520-6 TEL 0257-68-3311)
が美味しいといわれ、さっきから探してるんだけど、十日町周辺は小嶋屋さんというお蕎麦屋さんばかり、
『信号の三つ目のジャスコの前です。』
途中で乾物屋さんの奥さんに教えられて・・・でもこの小嶋屋さんは支店。総本店は何処なの? 道に迷っちゃった。
しょうがないのでタクシーを呼んで。オサルスは超貧乏だから歩くのには慣れてるんだけど、暑いから疲れた〜。大虎コンビ共々グロッキーぎみ。もう少しだから我慢我慢。
やっとタクシーに乗り込みホッ!

・・・運転手さんアートトリエンナーレはどうですか?
 「今回で二回目になるんだどものー。結構1回目は評判がいかったしさー。だども・・・今日始めてなんだからのー」

・・・そりゃそうですね。済みません。

 小嶋屋総本店の前は人が並んでるよ。
・・・何を食べようか? 二万円分食べれるからね。 まずは、ビールで乾杯! お疲れ様でした。夕方のオープニングまでゆっくりしましょう。

つまみは『イカの沖付け』に『長いものカラ揚げ』と『手作り豆腐』。

陽子ちゃん:「この内臓。美味しいね」

ホント、 イカの沖付けの内臓のマッタリ感に新潟が味わえちゃったかな。
手作り豆腐のつるっと感も美味。
お蕎麦は『鴨南蛮蕎麦 1200円』を注文。兎に角お蕎麦が二段になっていて凄い量 。決して東京では味わえない。銀座じゃあ、この金額ではせいぜい三分の一の量。お腹一杯だ。鴨がちょっと油ぽかったのが残念だけど。

鵜飼ちゃん:「じゃあ、次は焼酎の梅割お願いします」

・・・え! まだ飲むんだ。

鵜飼ちゃん:「当然です。でも、何処に行ってもお酒飲んでるように思われちゃうかも」

・・・では、オサルスは蕎麦の実アイスを注文しよう。蕎麦の実の小さいグニュとした食感が不思議。冷たくて美味しい。ここまで歩いたかいがあったというもの。ただ、 蕎麦屋で二万円は使い切れませんでした。

 ただいま、4時半。そろそろオープンニングの【十日町ステージ】越後妻有交流会館・キナ−レへ。突然の雷雨。ラッキーな事に一時間に一本のバスをゲット。ついてるな〜。
こちらの【十日町ステージ】は、 天井高95メートルの吹き抜けの空間。中央は池です。池。

じゃあ。鵜飼ちゃん会場をバックに写真を撮ろうよ。

鵜飼ちゃん:「いや、もう撮る場所を見つけました」

・・・え! 何処で、ここで。

鵜飼ちゃん:「おむつ替え用ベットです。ご自由にお使いくださいと書いてあります。凄く気にいりました」

・・・なるほど。確かに。サイズもピッタリであつらえたみたい。まさか越後妻有アートトリエンナーレにこういう形で参加したアーチストはいないよね。このネット見ている人じゃなきゃ判らないしね。
と、いう訳で粛々と我々の作品展示は終わりました。

いよいよ、オープニングセレモニーが始まり。
結構東京から関係者が来てますね。でも池の真中のステージからの挨拶は一切聞こえずです。
そこでちょっと一言インタビュー。

津南で作品を展示している本間純さん。

 「一番遠い南のはてに展示してあります。ここまで来てくれるのであれば、その過程が面 白いと思います」

・・・今日帰らなければならないので、見られなくて済みません。

月刊美術の福本さん。

 「止めようかと思ったけれど来ました。全部見てないからなんとも言いようがないね」

・・・廻らないと判りませんよね。廻るには大きいから大変ですよね。

「十日町を見ただけだけど、あれをするなら何もしない方がいいんじゃない」

・・・確かにね。

「今日は、招待の人が多いけれど、これからの人の動きがどうなるか判らないな。人は来ていても地域とリンクするかどうかね。」

作家の菱山裕子さん。

・・・やらない方がましだなんて話もありますが。

「そうですか。それはそれなりに皆困難があったし、私は廻りの方に恵まれて、現地のボランティアの人が凄くパワフルで、いろいろ助けてもらってよかったですよ」

関連情報 2000.6 2000.12 2002.7

ありがとうございました。

もっと話を聞きたいけれど、電車の時間に間に合わないのでご勘弁を。

 オサルスはやらないよりはやった方がいいというSomething is better than nothingには賛成ですが、美術にボランティアが付き物だという事には反対。
何故かというと・・・。(後日東京でトリエンナーレに関わられた五人の方<匿名希望>から聞いた話によると。)

Aさん:「参加アーティストは23ヶ国157組の内、面白いと思ったのは20作品でした」

Bさん:「 展覧会は内容があると思います。唯、批判する訳ではないですが、『こへび隊』 達がすごくがんばっているんだけれど、主催者側がもう少し 『こへび隊』 の扱いにきめ細かい配慮をしないと、若い人達がついて来ないのでないかと思いますね。 あのままでは『こへび隊』は可哀想だし、問題もあるのではないかという気がしました。
現場は労力が掛かりますし、きちっとしなければならない訳です。例えばボルタンスキーの現場は、周りに民家もない廃校なんですよ。凄く怖い場所だからそこに7時半まで女の子を一人残して置くなんてびっくりしました。危ないですよ。『助けてくれ』と、言っても誰も来ないですよ。
もう少しお金の使い方に・・・ボランティアの人達にも多少神経を使ってやって欲しいという感じがします。このままでは色々な問題が出てきますよ。作家そのものはいいのだけれど、作家を支えてくれている人達に神経を使って欲しいと思います」

Cさん:「作家は地元の人達と仲良くなって上手くやっているんです。でも主催者側はむしろ逆で現場に誰も来なかったり・・・それは不味いですよ。殆どの作家、招待された作家も含めて地元の人達がとても喜んでくれると、それを意気に感じてがんばって作るんですから、それを主催者側がもっと判らなければならないと思います。
一緒になって泥まみれになってくれればいいけれど、時々来たりまごまごしていたら来なかったりする訳だから、それじゃあね。主催者側が周りの人達に甘えている部分があるように思うね」

Dさん:「前回よりは効率よく見れるようになってますよ。黄色い看板に黒文字で書いてあるから、看板は凄くよく出来ていました。それとステージの中にアーティストをまとめたのはよかったと思いますね。そこに行けば5-6人見れる訳だから」

Eさん:「応援している地元と、引いてしまった地元と色々あるみたいですよ。今の市長はトリエンナーレ反対派だから、公約違反だと言っている人もいるらしいですね。まあ、『あんなの見ても面 白くないよ。』と、いう人もいますしね・・・。
一回目の時に上手く出来た集落は前の経験が生きている。アーティストにどうしたらいいかという事が判っているから今回もスムーズに出来たけれど、上手くいかなかった所は『もう結構』と断られてしまう。その落差が大分あります。
ボランティアも場所の数が多いから、週末とかはいいけれど月曜日なんかは、番をする人がいないからシャッターが開いてなかったり・・・だって完全に奉仕だからね。宿舎なんて体育館に雑魚寝してるんだから、その子達はえらいし、ボランティアでやっている学生達はそれはそれでいい経験になるとは思うけれど・・・」

なるほど、ありがとうございました。

全部完璧に出来る訳ではないと思うけれど・・・やはり色々ありますよね。

でもなあ〜。アートにおけるボランティアって何だろう? 人道支援の為のボランティアなら判るんだけれどな。以前も言ったかもしれないけれど、画廊によってはボランティアスタッフ募集なんてのも見た事あるんだよね・・・訳判らないよね。
ホントに誰かの都合のいいようなボランティア活動はご免被りたい。 兎に角、越後妻有トリエンナーレは日帰りツアーでは、殆ど見れない事は確かです。
皆さんも、会場にに行ってみませんか。『情けは人の為ならず』 です。

2003年7月20日 - 9月7日
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003
越後妻有6市町村 http://www.echigo-tsumari.jp

鵜飼容子 関連情報 2002.11 2002.4 2000.10
江川陽子 関連情報 2002.7 2000.6

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