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水の記憶 ヒグマ春夫の映像試論
同時開催 第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展
2004. 2/27 - 4/11

川崎市岡本太郎美術館
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 044-900-9898
http://www.taromuseum.jp

 生田緑地の梅は満開。
もう、春ですね。
今日は故岡本太郎さんの誕生日、折しも川崎市岡本太郎美術館で、第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展が始まります。
芸術を爆発させるような作品に出会えるかな・・・。

 岡本太郎美術館といえば、この方。村田慶之輔館長に第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展 を一言で総括して頂きました。

「若い人達が社会の事を考え始めているんだと思うよ。作家が自分と社会を自覚してきた。唯、皆、大人っぽいんだよね。僕はそれがいい事か悪い事か判らないんだけどね。問題は色々あるとは思う。でも、僕は若い作家に望みは託す事ができると思うね。」

・・・なるほど。でも、第一回展から大賞が出ていないのは何故なんでしょうね。オサルスにはよく判らないけれど、この展覧会を見る限り次の展開が読めないアーチストが多いからじゃないのかな。そこらあたり藤田さんどう思いますか?

 「判り易くロマンチックな作品が多いなと思う。何も考えてないんじゃないかな。芸大の卒展を見ても同じように感じたけれど、生きる事に対して触れたい触れたいと思てる割には、実際自分が何処で生きてるのかを、まったく自覚していないんではないかという気はしますよね。
生きる土壌があやふやだから、表現としてカッコつけよう、カッコつけようと思っていて、さも何かありそうだけどそれが一番希薄なんだと思うな。この人達にとって見りゃ、美術が行為であるとか思てるんだろうけど、その確信が無いのに行為が人生だという事はないだろうと。

 そこが岡本太郎と違うところ、岡本太郎は二科にも出していたし、東郷青児とも仲良かったし、自分が絵描きとしてどうやったら生きれるかということを、ある意味で旧体制のなかで判っていてやっているじゃないですか。体制の無いところで皆が生きているとなってくると、その自覚せえへん生活のなかの行為をどんなに積み重ねてみても表面的なもの、だから非常にきれいなんですよ皆がね。激しさも何も無いし。
だから皆が美術作品を作っているだけ。美術作品を超えたいとか絵画を超えたいと云ってはいるが、結局はそこに戻っているだけ、逆に云うと本当の意味で絵だけ描いている人達の方が物凄く絵を超えている事をやっているのかもしれませんね。

 それにあの人何で撤去したのか判りませんが、一回自分が出してしまったものは、自分の意図とはまったく違うように見られてしまう。世の中の厳しさを判ってないのかと思うね。」

・・・確かに藤田さんの云う事は正論だと思います。

 「そうだよ。僕はいつも正論しか言わないから。」

・・・今時、流行らないかもしれないけれど、。藤田さんの言いたい事は信念を持って絵を描き続けろということですね。
結局何だかんだ云ってもいいものしか残らない。それが現実。やはり現実は厳しい〜。

第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展には519名が応募、18名が入選をはたしたそうです。
そのなかにはオサルスが写真を撮らせてもらったアーチストも何人か・・・。

入選おめでとうございます。中崎君。いまの感想を一言。

 「がんばります。いい課題をもらったかなと、でも問題点も見えたかなって・・・。」(中崎透さん)
関連情報 2002.7 2003

竹内美紀子さん 長瀬公彦さん
関連情報 2002.6 関連情報 2003.9 2003

 個人ロッカー個展で特別賞の さとう凜香 さん。
この方は武蔵野美術大学の彫刻科の学生さん。学校のロッカーを借り受け、作品を展示。
あんなに遠い学校に、見に来る人はいるのと聞きましたら、結構来てくれたそうです。
ドキドキして恥ずかしくて開けられないという人もいたとか、

『他の人のロッカーは開けないじゃないですか。開ける事を含めて楽しんでもらえれば。』

先日三沢さん (武蔵美の彫刻科教授) にお話をお聞きした時 に 『武蔵美もがんばってますよ。』 と、話されたんですが、実感しました。

賞をもらうという事は、作品を継続していく上で勇気をもらう事、一つの通過点に過ぎないかもしれないけれど、これからの活躍期待してます。信念を持ってがんばってね。藤田さんも見守ってますよ。 きっと・・・・。

藤田さん (2003.7) と三沢さん (2004.1) のインタビューはこちらから

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