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オサルスのおすすめランチ ランチdeチュ その143

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もち入りカレーうどん 1200円

古奈屋 カレッタ汐留店
東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留 B2
TEL 03-5537-1881 営業時間 11:00〜22:00
定休日 カレッタ汐留定休日

http://www.konaya.ne.jp/

 

 「『ランチdeチュ』 に絶対お薦めしたいと思っていたお店があるのよ。カレーうどんなんだけど。これが美味しいの。私ね。以前はこのカレーを食べに地下鉄に乗って、日本橋にある “コレド日本橋店” に通っていたんだけれど。カレッタ汐留があることを知ってから、いつもそこに行くのよ」
と、閑々居の北條さん。

北條さんの営む画廊 「閑々居」 は、新橋駅から歩いて6分。汐留は銀座通りを挟んだ向い側。

 「古奈屋のもち入りカレーうどん(1200円)は、うどんがシコシコしているから本当に美味しいのよ。ルーには22種類のスパイスが入っていて、クリーミーなのは、多分ヨーグルトとタマネギをいっぱい入れているからだと思うわ。二年前からこの味にはまっちゃって最後におもちを食べるんだけど、味がしみて美味しいの。1200円出しても食べたいうどんだから、かなり美味しくないと食べないわよね」

・・・昔から粉ものは儲かるといいますよね。絵を売っているよりいいんじゃないですか?

 「確かね」

 オサルスはカレッタ汐留に来るのは、はじめて。21世紀型摩天楼のキャッチコピーは、電通ビルのことなのか、日テレタワーのことなのか。資生堂ロイヤルパークタワーのことなのか。シティーセンターのことなのか。さっぱりわからないけれど。おのぼりさん°C分は充分満喫出来る大人の街 「汐留」 です。

 「見て。もくもくと水蒸気が出てるでしょ。亀噴水っていうんだけど。しょぼいのよ」

 ホントだ。でも北條さん。これ中国出身のアーティスト蔡國強(ツァイグォチャン)の作品ですよ。
『風水思想を元に巨大な自然石を都市に持ち込むことで自然とのつながりを重視しています。吹き上がる水が色々な形を作り上げ、ダイナミックで楽しい21世紀のパブリック・アート』
と、書いてありますよ。

「21世紀のアートなら、武田州左さんがいるじゃないねぇ。日本画を描くことでしっかり自然とのつながりを重視してるわよ」
(詳しくはhttp://kgs-tokyo.jp/interview/2005/051115a/051115a.htm

なるほど。実は武田さんもご一緒して頂いているんです。

・・・そういえば武田さんは2001年9月11日におきた同時多発テロの前年まで、五島記念文化財団美術新人賞を受賞(1999.2〜2000.1)されてニューヨークにいらしたとお聞きしましたが・・・。

 ええ。14丁目にスタジオを提供して頂いてそこで描いていました。NYは高校生の夏休みに一度ホームステイしたところなんです。それまでは油彩画で仕事をしようと思っていましたが、1ヵ月間異国の風を身に受けることによって、東洋的なものに興味が湧き、帰国してから日本画を描くようになりました。
そういう一大転機を受けた場所だったものですから、98年に五島記念文化財団美術新人賞を受賞して海外に行くチャンスがあったときに、10代に想念を得た場所をもう1回確認したかったんです。ただ私がいたマンハッタン地区は、アメリカというよりも世界中がそこに詰まっているような場所でしたね。

・・・変な質問ですが、絵を描くときはかなり緊張して、描くものなのでしょうか。

 きわめて冷静な作業だと思います。その一瞬一瞬の連続を大切に考えています。ただ、子供がまだ小さいので絵を描く環境的には苦労しますが、その生活があって生きているわけですし、子供を育てながら生まれる線や色や画面もあると思っています。

北條: 流石に武田さんは、いいこと言うわね。私は以前村上華岳が好きだったのよ。でも村上華岳は、人間が矛盾したなかでも生きていかなければならない 「何か」 みたいなものを、悲しみという形に一括りにしているような気がするの。人にはもっと面倒くさい、もっと不条理なものがあるのに 「何か」 冷たくそれを絵の世界に切り取って来ている感じに気がついたのよ。村上華岳は、都会的な趣味人だから。

・・・日常感じたものや、家族や諸々の人間関係などが、絵のなかに入るのは自然なことだと思いますね。

北條: 武田さんがそれに気付いたのは、結婚して子供が生まれて、ご家族のご病気もあって、ある意味人間にはどうにもならない天地の力を受け入れてから、絵がすごく変わったように思うわね。

武田: 思う通りにいかないことばかりだったと思いますが、それを全部含めて生きるということは、すべて受け入れることかもしれないですね。

北條: それが言えるのは、彼の絵は外側になくて、自分の内側にあるからなのよ。絵みたいなものを描きたいと思う人は、外の世界を描きたいと思っているんだけれど、表現として絵を選んだ人は、自分の内側にあるわけだから、すべての影響が回ってくる。それを認めざるを得ないのよ。それはすごく大事なことよ。

 確かにそうですね。
他力本願という言葉がありますが、他力というのは、生老病死など自力ではどうにもならない生きるといういうことを他の人の力を当てにするのではなく。 1回性の 「生」 をあるがままを受け入れるということらしい。そこから何が見えるのだろうか。それは何かはわからないけれど、
『 「命」 が本質的にもっている 「活力や動的な思い」 を、「光の采」 に託す』
といった武田さんの言葉が何か指針を与えてくれているように思うのです。

 それは 「力うどん」 を食べると活力が湧いてくるようなものかもしれないとオサルスは思った。確かにハマル<Jレーうどんかも。

関連情報 日本画の絵具は、温度や湿度など天候や気候に左右されて予定調和を保つのはとても難しいからなんです。以前はそれを画面上で> > > 続き
  閑々居 http://www.kankankyo.com

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