gaden presents - gallery / artist / dreamer / exhibition / network

-画廊からの発言- 新世代への視点2006 太田麻里 Mari OTA "my diary" 2006年7月24日 - 8月5日

  ギャルリー東京ユマニテ
  東京都中央区京橋2-8-18 昭和ビルB1F  TEL 03-3562-1305 10:30-18:30
  http://kgs-tokyo.jp/humanite.html

 35歳以下の若手作家を推薦する 「新世代への視点2006」 が24日より開催されています。


 
太田麻里さんのパーフォーマンスが6時
(※ パフォーマンススケジュール:会期中毎日 月曜−金曜 18:00〜 土曜 17:00〜)
よりあるというので、カメラを構えて待機していると、ビニールの買い物袋を持って太田さん登場。心持ち顔が緊張気味ですね。日常生活をベースにしたパーフォーマンスと聞いたけれど、興味深々で眺めていると、原稿用紙を床に並べ、ワインを一口。そしてビニール袋から、やおらクレープジュースの紙パックを取り出し、ベットに上がって飲み始めた。
 ワインだったら泥酔してしまうぐらいのいい飲みっぷり、ジュースは喉をつたい身体をつたい、しまいには洗面器で身体にかけ始め・・・ベッドも、床も殺戮のあった現場のようだ。
 これが2週間も続くというのだから、明日はどうなるのか、野次馬根性でみたくなった。しかし、絵を描くこととパーフォーマンス、どういうつながりがあるのか、よくわからない。 ん〜。 ????。

・・・今日のパフォーマンスをベースにして、明日から展開されるのでしょうか。

 実は、昨日まで何をしようか考えてなかったんです。当日画廊がウーロン茶とワインを配って下さるというので、ワインを飲もうかなと。たくさん飲もうかとも思ったんですけれど、酔っ払ってしまうので、ブドウジュースを買うことにしたんです。

・・・ところでパーフォーマンスと作品との関係は?

 特に理由はありません。基本的に私はいつも絵を描いて、家に帰って寝るだけの生活なんです。絵であれば何を描いたか見ればわかるんですが、ご飯を食べたり、何処を歩いたかとか、何をしたのかが、私は日記を付けないので、何も残らないというか、何もないと実感がわかないんです。でも絵を描くことは、すべて自分の見たものだからその痕跡を留めることができるんですよ。

・・・記憶の痕跡を留めるために絵を描いて、パフォーマンスをするということですか。

 多分。ライブパフォーマンスで絵を描く方がいるんですけど、それとは180度反対で、絵を描く以外で目に見えるものが欲しいと思っているんです。毎日生活していることが、絵みたいに残せないかなと。そうすれば何日に何をやったのかが、実感できるのではないかなと思うんです。
 痕跡みたいなものを思って描いているので、何かを表現したいとかストーリー性を紡ぐみたいなことは、多分無くて、今日はここまで塗ったのがわかるとか、生きていたんだなということが後に残るのがいい。だから毎日描かないと不安になって・・・毎秒自分の顔を鏡で見ているわけではないから、「私は何者なのか」 と思ってしまう。
 そういう感じをパフォーマンスでやりたいというよりも、絵を描く以外の時間が全然残らないから、その時間に手を加えて、目に見えてその日を変えたのが分かるようにしたいんです。

 画廊の空間に痕跡を残す作業、果たして2週間後にはどうなっているのか楽しみですね。
因みに25日は、ちょっとやりすぎたので、反省して掃除でもしようかなと思っているそうです。
雑巾のパフォーマンスなのかな?

RETURN


gaden presents
- g
allery / artist / dreamer / exhibition / network