gaden presents - gallery / artist / dreamer / exhibition / network

山内隆 The Hidden Star 2007年6月18日 - 23日

  巷房+Space Kobo & Tomo+巷房階段下
  東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル3F
   TEL 03-3567-8727
   http://www.spinn-aker.co.jp/kobo.htm

 タイトルは 「The Hidden Star」 。
Hidden には隠れた、秘密の、神秘の、という意味がある。Star は星だとしたら作り手の意図はわからないけれど、これらの形容詞を星の前につければ、なんとなく朧気にみえてくるものがある。
ただ 私は Hidden からヒドゥンを連想した。ヒドゥンとは1988年に公開された映画、主演はカイル・マクラクランだった。人間の口から口へ乗り移るエイリアンが悪行の限りを尽くし、最後はマクラクラン自らを犠牲にすることにより同僚に新たな生命を吹き込み、息絶えてしまうというお話。
 当然ながら作品がカイル・マクラクランに似ているとか、エイリアンみたいだとかいっているわけではない。
2006年の展覧会で 「永続する魂を形にする」 といわれた山内隆さんの言葉を思い出したからだ。ヒドゥンを引用したのはお門違いかもしれないが、永続する魂は表現者を得ることで新たな生命を生み出すのだと私は確信している。

・・・「The Hidden Star」 は、どういう意味合いでつけられたのでしょうか。

 見えなくなる星というか。何等星ならば見えなくなるのだろうかと、うまく言葉にできないのですが、それは人間関係の相関図みたいなもので・・・人が人を忘れるというか・・・。

・・・自分の存在が見えなくなるということですか。

 自分もそうだけれども他人もそうです。人が人を忘れるということがキーワードにあったのです。

・・・泣いている姿を見ていると今の私の心境にはぴったりはまってしまって・・・。自分のことを振り返っていうのは、インタビューにはそぐわないと思うのですが、最近できれば人と会いたくないんです。対人恐怖症というとオーバーだけれど・・自給自足ができるならば社会から見えない存在になることは苦ではない心境というか。

 何で泣いてるんですかとよく聞かれるんですけれども、答えるのがめんどくさくなってしまって、自分に振り返ってみたらいかがですかと言うようにしています。あまり泣くところは人には見せないですからね。それに何かをアピールしようとかではなく、ただ、はらはらと泣いているんです。

・・・はらはらと泣くというのはわかります。人生を振り返ると楽しいことは僅かで痛みの方が多かった。結局人は痛みにリアリティーを感じているのかも知れない。

 僕も痛みや苦しみが無くなったらどんなにいいかと思ったこともありましたけれど、それとずっと仲良くして生きているというか。上手に苦しむというかね。

・・・顔がとてもいい顔をしていますよね。いろいろな欲望を持っていればそれが顔に出るけれど、無垢な存在としてすべて削ぎ落とした時に現れる顔をしている。すべてを浄化してくれるような・・・。
「永続する魂を形にする」 、心に響く言葉だと思います。

TAKASHI YAMAUCHU Web : http://www.geocities.jp/yamauchiweb/

関連情報 2006.3 2004.7 2003.2

RETURN


gaden presents
- g
allery / artist / dreamer / exhibition / network