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鈴木理策 熊野雪桜 2007年9月1日-10月21日

  東京都写真美術館
  東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 TEL 03-3280-0099
  http://www.syabi.com/

 「時や季節を巡るような展示にしました」 と担当キュレーターの丹羽さん。
今回の展示構成は作家とキュレーターとが殆ど同じ意見だったとお聞きしました。

 第一室の薄暗い展示室には発光するかのような熊野の風景、熊野は、古くから神々の住む聖地、死霊の集まる再生の地として崇められてきた場所。緑の心地よさと静寂の中に吸い込まれるような既視感、、まさに作家が対峙した風景に追体験しているような体感が・・・。

 そう。今展は視覚だけではなく体感する事が出来る展示です。

 暗闇から光りへ誘導される様は、生まれいずる瞬間にも似て。白を透明な光と見立てるならば、それは死を暗示させているようにも。

 「畏怖の念を持ってシャッターを押しています」 と鈴木理策氏。

 いくつもの季節を巡って、いくつもの時を巡り、人は生き、そして死んで行く。

 生成・変化・消滅、再生。

 空の見えない都会にいると忘れがちな自然の当たり前の摂理を、目の当たりにしたように思った。それが自然なんだと・・・。

 欲張りかも知れないが、惜しむらくば作品点数を増やして、もう少し追体験させて欲しかったような気がする。

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